01 | Tschofenig, D. | 274.8 | ||
02 | Hoerl, J. | 269.7 | ||
03 | Kraft, S. | 268.0 | ||
04 | Forfang, J. | 264.9 | ||
05 | Deschwanden, G. | 264.4 | ||
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スキージャンパーにとってのワールドカップシーズン2020/21は、11月20日(金)ポーランド・ヴィスワ大会の公式トレーニングと予選をもって開幕となった。開催国ポーランドにとっては、さっそく上々のスタートとなった。
開催国ポーランドのカミル・ストッフは、今回の予選で最長の132mのジャンプを決めて135.3ポイントを獲得し1位につけた。
日本の佐藤幸椰は、期待を上回る強いジャンプを129mまで伸ばし、128.6ポイントで2位となった。
トレーニングの時点から好調だったマルクス・アイゼンビッヒラーは、129.5m(128.4ポイント)のジャンプでドイツ勢トップの3位につけた。
29歳のアイゼンビッヒラーは、「かなり満足している。今まで取り組んできたことに集中して臨むことができた。これでスタートできる。コロナ対策の新ルールも僕には影響ない。今は仕方ない時期だし、それに合わせて従うしかない」と話した。
ドイツチームからは、カール・ガイガーも5位と上位に入り、好調な滑り出しとなった。
オーストリアも優秀な団体成績を収めた。ミヒャエル・ハイボックが4位、ダニエル・フーバーが9位、ヤン・ホアルが11位、フィリップ・アッシェンヴァルトが12位で、上位に4人ものオーストリア勢が入った。新しくヘッドコーチとなったアンドレアス・ヴィンドホルツル率いるオーストリアチームは、これで土曜の団体戦での活躍への期待が更に膨らんだ。
ポーランドも、ストッフだけでなく、ダヴィド・クバツキー(5位)とピオトル・ジーワ(10位)も納得の出来を見せて、当然ながら団体戦での優勝候補に数えられる。
スロベニアは、トップのペーター・プレウツでも16位止まりで期待はずれの結果となった。それに対して、カナダにとってはマッケンジー・ボイド=クローズ(20位)とマシュー・ソークプ(49位)が日曜の個人戦への出場権を得て上々の結果だった。
ドイツのアンドレアス・ヴェリンガーは、38位で本戦進出を決め、2019年3月以来のワールドカップ(W杯)カムバックを果たした。
スイスのベテラン、シモン・アマンは56位で予選敗退となり、残念なスタートとなった。
スロベニアのアンツェ・セメニッチと日本の中村直幹は51位と52位で、辛くも本戦進出を逃した。
他の日本勢は、伊東大貴が13位、小林陵侑が14位、小林潤志郎が43位、佐藤慧一が48位で日曜の本戦への出場を決めた。
ヴィスワ大会では、日曜16:00(日本時間 翌0:00)からの今季初の個人戦に先立ち、21日(土曜)の16:00から団体戦が予定されている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。