01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2月2日(日)、FISワールドカップ男子札幌大会(日本・北海道)で第2戦が行われ、オーストリアのシュテファン・クラフトが優勝した。クラフトは2本とも139mで揃え、合計268.5ポイントを獲得して、ドイツのシュテファン・ライエを2位、日本の小林陵侑を3位に抑えた。
再び難しい天候条件にみまわれた札幌の大倉山シャンツェで、クラフトは今回も強さを見せた。クラフトにとって今季2勝目となり、その上この冬にクラフトは合計7回2位に入賞している。
今日の勝者、シュテファン・クラフトは、「札幌ではいつも上手く飛べるから、このジャンプ台が大好き。今日の試合は僕にとってこの冬一番の試合になった。僕の前に飛んだ選手達が難しい条件に当たっているのを上から見ていたけど、僕の時はちょうど少し向かい風が来た。ジャンプは完璧だったし、ちょっと運にも恵まれて、今日は全てが上手くいった。今は次のヴィリンゲン大会を楽しみにしている。あそのこのジャンプ台はほとんどフライングヒルと言っても良いぐらいで、150mまで飛距離が伸びることもあるから面白くなるはず」と話した。
今日の勝利でクラフトは、ワールドカップ(W杯)個人総合首位の座を強固なものにし、2位のカール・ガイガー(ドイツ、今日5位)に63点差と差を広げた。クラフトは現在1,063ポイント、ガイガーが1,000ポイント、3位のダヴィド・クバツキー(ポーランド)は924ポイントとなっている。これまで10試合連続で上位3位までに入っていたクバツキーは、今日は6位となり連続表彰台入りがストップした。
ライエ、2本目で夢のようなジャンプ
ドイツ・ヴィリンゲン出身のシュテファン・ライエは、今日の最長不倒を決めて2位につけた。1本目ではまだ8位だったライエだが、2本目のジャンプでは142mまで伸ばした。
ライエは、札幌大会を終えて「(2018年11月のヴィスワ戦以来)1年半ぶりの表彰台入りとなった。今日の2本目は本当に上手くいって、必要とされる運にも恵まれた。今日の結果を出せてとても嬉しい。この大会は本当に楽しかった。次のヴィリンゲンでの週末は僕にとってエモーショナルな大会になりそう。今は好調だし、(地元の)ヴィリンゲンでどこまでできるかやってみる」 と次への意欲を見せた。
闘争心を見せた小林陵侑
前日の第1戦で15位に終わった小林陵侑は、今日は3位入賞を喜び、「今日は難しいコンディションの中で2本の良いジャンプを決めることができて、喜んで良いはずなのに、なんだか満足できないでいる。フォームが完璧ではないし、自分の動きに満足していない、そして助走速度も足りない。ワールドカップの試合で上位につけるのは難しいと思うけど、これからも闘っていく」と話した。
好調のスロベニア勢
ペーター・プレウツは4位となり、今大会で2度目のトップ10入りとなった。スロベニアからは、ティミ・ザイツも7位、アンツェ・ラニセクも10位となり、合計3人がトップ10入りを果たし、好成績を収めた。
前日の第1戦で優勝した佐藤幸椰は16位だった。
何人かの有名選手は、上位30人による2本目への進出を逃した。ドイツのマルクス・アイゼンビッヒラー、オーストリアのグレゴア・シュリレンツァウアー、葛西紀明、スイスのキリアン・パイアーは、みんなファイナルラウンドを見学する役にまわった。
次のスキージャンプ・ワールドカップは、来週末に2試合が予定されているドイツ・ヴィリンゲン大会へと続く。「ヴィリンゲン5(ファイブ)」の枠で特別賞も用意されている。