01 | Deutschland | 1097.4 | ||
02 | Norwegen | 1075.1 | ||
03 | Österreich | 1065.9 | ||
04 | Slowenien | 1034.8 | ||
05 | Japan | 875.1 | ||
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2試合が予定されているワールドカップ女子札幌大会で、1月11日(土)に第1戦が行われ、オーストリアの18歳、マリタ・クラーマーが驚きの優勝を遂げた。クラーマーは札幌・大倉山ジャンプ台(ヒルサイズ137m)で131mと135mまで飛距離を伸ばし、合計279.6ポイントを獲得して鮮やかな勝利を収めた。2位はノルウェーのマーレン・ルンビュ(127mと139m、計275ポイント)、3位はオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒ(127.5mと134m、計271.1ポイント)だった。
クラーマーにとってはワールドカップ(W杯)初優勝で、これまでの自己最高成績の2019年のリレハンメル戦での9位と10位から飛び抜けた成績となった。
「まだ全然信じられない。このジャンプ台では最初から良い感触を持てた」と、今回初めて札幌戦に参戦したクラーマーは話した。「札幌に来たのも初めてで、とても満喫している。明日も同じような結果を出せるように頑張りたい」と意欲を見せた。
3位に入賞したエヴァ・ピンケルニッヒは試合後のインタビューで、「とても満足している。前回の札幌戦では4位だったけど、今日は表彰台に上がることができた。チームメイトも優勝できた。私達の目標はマーレン・ルンビュに勝つことで、この冬にその目標をもう2回果たすことができた」と話した。
他にもダニエラ・イラシュコ=シュトルツが5位、キャラ・ホルツルが6位に入り、トップ6に4人のオーストリア勢が入った。ヘッドコーチのハリー・ロードラウアー率いるオーストリアチームにとって素晴らしい成績となった。
W杯総合首位のマーレン・ルンビュは、2位入賞を決めた後、「2位という成績に満足している。2本とも良いジャンプができたし、明日は細かな修正をして、もっと良くできるようにしたい」とインタビューに答えた。
開催国・日本の高梨沙羅は4位で、惜しくも表彰台入りを逃した。
伊藤有希が9位、丸山希が14位、岩渕香里が20位、勢籐優花が23位、小林諭果が28位だった。
ドイツ勢のトップはカタリーナ・アルトハウスで7位だった。ルイザ・ゴルリッヒは健闘の10位、スヴェニャ・ヴュルトは19位、ユリアーネ・サイファートは25位だった。セリーナ・フライタークは27位、アグネス・ライシュは29位に入った。
スロベニアのトップはニカ・クリツナーで8位だった。
ロシアのイリーナ・アワクモワは10位につけたものの、試合後のスーツの検査で失格となり、同じくロシアのソフィア・チコノワがドイツのルイザ・ゴルリッヒと同点の10位に浮上した。
W杯総合成績では、マーレン・ルンビュが325ポイントで引き続き首位につけている。2位・3位にはオーストリアのキャラ・ホルツル(280ポイント)とエヴァ・ピンケルニッヒ(209ポイント)が続いている。
今日優勝したマリタ・クラーマーは総合7位(171ポイント)、ドイツ勢トップのカタリーナ・アルトハウスは176ポイントでクラーマーに僅差で6位につけている。
札幌大会の第2戦目は、早くも1月12日(日)02:00(日本時間10:00)から開催される予定だ。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。