01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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2月13日(土)のワールドカップ女子リュブノ大会(スロベニア)第1戦でマヤ・ヴティッチが地元優勝を飾った。26歳のヴィティッチは2本とも91.0mの快ジャンプで267.7ポイントを獲得し、高梨沙羅とチームメイトのスペラ・ロゲリを抑えて、ワールドカップ初優勝を祝った。
ヴティッチは試合後のインタビューで、「地元で優勝するというのは素晴らしい気分。まだちょっとショックの只中にいる感じ。自分のジャンプに集中することができたし、今はただただ嬉しい」と喜びを語った。
高梨、自分の表彰台達成にビックリ
これまでの10試合で連続優勝を挙げていた高梨沙羅は、今日は2本とも91.5mのジャンプで、計263.2ポイント、2位となり、今季2度目の優勝を逃した試合となった。
高梨は、「公式練習のジャンプもあまりうまくいかなかったから、表彰台に上がれるとは思っていなかった。だから最終的に自分にとって素晴らしい結果となった」と話した。
スペラ・ロゲリは87.5mと90.0m、258.7ポイントで3位に入賞し、開催国スロベニアにとって大成功のホームゲームとなった。ロゲリはこれでワールドカップ(W杯)通算5度目の表彰台となった。
惜しくも敗れたホルツルとザイフリーツベルガー
オーストリアのキャラ・ホルツルとジャックリーン・ザイフリーツベルガーの2人は、僅差で表彰台を逃した。ホルツルは91.0mと92.5mのジャンプを見せたが、着地が2回ともうまく決まらず256.3点で、可能だったかもしれない優勝を逃し、4位となった。
チームメイトのザイフリーツベルガーは、87.0mと88.5mの飛距離で250.0点をマークし5位に入ったが、際どい一瞬を経験した。着地の後、転倒ラインを越えたところでバランスを崩し、転んで網に突っ込んだ。しかし、この転倒でザイフリーツベルガーに怪我はなかったようだ。
ロシアトップのイリーナ・アヴァクモヴァが243.5点で6位に入り好調さを印象づけた。その1.2点差でニタ・イングルンドが7位に続き、今回も好成績をアメリカチームに収めた。
ポズンもトップ10入り
カティア・ポズンも238.3点で8位につき、トップ10に3人目のスロベニア人選手となった。その0.2点差でエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)が9位に入った。
引き続きドイツ勢トップだったのは、ユリアーネ・ザイファートで、10位(234.8点)だった。
11位の伊藤有希に続き、アンナ・ループレヒト(独)が12位に入った。
イラシュコ=シュトルツは13位
ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は13位で、今シーズンに入って初めてトップ10入りを逃し、現在保持するW杯女子総合優勝のタイトル防衛は難しくなってきた。
スロベニアの15歳、ニカ・クリツナーは14位に入り、輝かしいW杯デビューとなった。フィンランドのユリア・キッカネンは健闘の15位だった。
マーレン・ルンドビー(ノルウェー)が17位、イタリア勢トップだったエレーナ・ルンガルディアは、カタリーナ・アルトハウス(独)と同点で18位だった。冬季五輪の勝者であるカリーナ・フォクト(独)は引き続き本調子が出ず20位に終わった。
ジュリア・クレアとコリーヌ・マテルは24位と26位で、フランスチームにW杯ポイントを加算することができた。
高梨、総合優勝に接近
W杯女子リュブノ大会第2戦は、2月13日(日)14:00(日本時間22:00)から行われる予定となっている。もし高梨沙羅が優勝し、オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツが9位以下であれば、これから行われるラハティ大会、アルマティ大会、ルシュノフ大会を前にして、早くもW杯女子総合優勝が決まることになる。
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。