01 | Deutschland | 978.8 | ||
02 | Norwegen | 975.2 | ||
03 | Österreich | 959.3 | ||
04 | Japan | 938.0 | ||
05 | Slowenien | 836.2 | ||
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スキージャンプワールドカップ女子蔵王大会の第2戦が1月23日(土)に行われ、第1戦に引き続き高梨沙羅が優勝を決めた。高梨は94.5mと100.0m、計241.3ポイントで、4千人以上の観客を前に、スロベニアのマヤ・ヴティッチとエマ・クリネッチを抑え、W杯5連勝目を挙げた。
高梨は試合後のインタビューで、「今日は本当に嬉しい。この結果は私にとって、とても大きな成功と言える。それでも、今日の2本目はテレマークを入れることができなかったから完璧に満足しているとは言い難い」と、話した。
22日(金)の第1戦で3位だったマヤ・ヴティッチは、94.5mと97.5m、計238.7ポイントで、高梨に僅差まで迫っての2位だった。
スロベニア女子、歴史的快挙
ヴティッチは、「今日の結果は、スロベニアの女子スキージャンプにとって凄く大事なこと。今週末はとても嬉しい大会となった」と語った。
チームメイトのエマ・クリネッチは、1週間前の札幌大会で2位入賞を祝ったが、今回は93.5mと98.0m、236.1ポイントで3位に入り、スロベニアチームにとって非常に好成績となった日本大会を有終の美で飾った。
これまでにスロベニアの女子選手がワールドカップ(W杯)の試合で同時に表彰台に立ったことは無かった。
クニネッチは、「今日は信じられないぐらい嬉しい。表彰台に立てるのは良い気分。それでも、本当に素晴らしいのは、チームメイトと一緒にそれを達成したこと。日本での時間は私たちにとってとても良いものになった。今はもう次の試合を楽しみにしている」と話した。
それに対し、オーストリア勢は日本大会4試合目にして初めて表彰台を挙げることができなかった。
エヴァ・ピンケルニッヒは92.5mと97.0m、228.9ポイントで、第1戦と同じ4位に入った。
勢藤優花は96.0mと95.0m、228.2ポイントで5位入賞となり、自身のW杯最高成績を喜んだ。
昨季のW杯女子個人総合優勝を果たしたダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)は、これまで3試合連続表彰台を果たした後だったが、今回は225.7ポイントで6位に甘んじた。
納得の日本チーム
その0.3点差で伊藤有希が7位に入り、主催国日本の強さを強調した。
イリーナ・アヴァクモヴァ(露)は221.6ポイントでロシア勢トップの8位に入り好調さを証明し、同点のジュリア・クレア(仏)も好成績を喜んだことだろう。
スペラ・ロゲリは220.4ポイントで10位に入賞し、トップ10に3人のスロベニアの選手が入ったことになる。
トップ10を逃したドイツ
ドイツチームは、またしても上位入賞を逃した。カリーナ・フォクト、カタリーナ・アルトハウス、ユリアーネ・サイフリーツベルガーは、11位から13位を占めた。
岩渕香里は14位、アメリカのニタ・イングルンドがトップ15を締めくくった。
ノルウェーのマーレン・ルンドビーは、第1戦に比べ1位上げて19位だった。テイラー・ヘンリッチ(カナダ)は前日の39位から20位に浮上し、カナダチームに借りを返した。
ダニエラ・ハラランビーは22位でルーマニアチームにW杯ポイントを加算することができた。エレナ・ルンガルディアは24位でイタリア勢のトップだった。
スキージャンプW杯女子は来週(1/30~31)のドイツ・オーバーストドルフ戦へと続く。