平昌冬季五輪 ジャンプ女子初日はルンビュがダントツ
韓国・平昌冬季オリンピックでは、2月7日(水)と8日(木)午前のジャンプ男子の公式トレーニングに続き、女子ジャンプもスタートした。現地時間の8日(木)午後に、ノーマルヒルで女子も3ラウンドの公式トレーニングを行なわった。良好な条件のもと行なわれたトレーニングの早くも1ラウンドが終わった時点で、今回女子ジャンプにとって2回目のオリンピックになる大会で、誰が金メダルを狙えるかがはっきりした。
ノルウェーのマーレン・ルンビュが、今シーズン始まって以来の好調さを平昌でも見せた。現在ワールドカップ女子個人総合で首位に立つルンビュは、平昌の公式トレーニングでも素晴らしいパフォーマンスを見せて、全3ラウンドで最高点を収めた。平昌のヒルサイズ109mのノーマルヒルで、23歳のルンビュは107.5mと2回105.5mで揃えてダントツの結果だった。
これでルンビュが、女子ジャンプ史上2人目の金メダリストになるという期待がさらに高まった。
ルンビュに続いて、日本の高梨沙羅とドイツのカタリーナ・アルトハウスも好調だ。日本の伊藤有希とロシアチームのイリーナ・アヴァクモヴァも、表彰台圏内のパフォーマンスを見せた。
最近スイス・カンデルシュテークで行なわれたジュニア世界選手権で金メダルに輝いたスロベニアの2人、ニカ・クリツナーとエマ・クリネッチも強いジャンプを収めた。この2人も、メダルが少なくとも狙える圏内にいると言って良いだろう。
ジャンプ女子の2度目の公式トレーニングは、2月10日(土)16:30(中央欧州時間8:30)から、そして3回目の公式トレーニングは11日(日)20:00(中央欧州時間12:00)から開催される予定である。
ジャンプ女子のノーマルヒル本戦は2月12日(月)21:50(中央欧州時間13:50)から開催される。