世界選手権、女子トレーニング:快調の優勝候補

作成: 18.02.2015 13:07 / sk

FISノルディックスキー世界選手権のスキージャンプは、2/18(水)に女子の公式トレーニングで幕を切った。14ヶ国、46人の選手がファールン(スウェーデン)のノーマルヒルでスタートした。

既に最初のトレーニングラウンドで優勝候補達が上位についた。ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ(オーストリア)の89.5m、高梨沙羅の89mが最高のジャンプだった。同じく89mだったテイラー・ヘンリッチ(カナダ)が3位だった。伊藤有希は88mだった。ドイツの二人、カリーナ・フォクトとカタリーナ・アルトハウス、スロベニアのマヤ・ヴティチがトップに迫った。

 

トレーニング2本目は、ヒルサイズ100のこのジャンプ台でもう少し飛距離が伸びた。高梨沙羅が94mでトップ、同僚の伊藤有希がゲート一つ上で今日の最長飛距離の95mを出した。ソチ五輪金メダリストのカリーナ・フォクトは93.5m、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが92m、スペラ・ロゲリ(スロベニア)が93mのジャンプを見せた。カタリーナ・アルトハウス、テイラー・ヘンリッチ、エヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)が同じく93mを出したが、アルトハウスとヘンリッチは伊藤と同様、一つ上のゲートからスタートした。

 

今季世界選手権初日のトレーニング最終ラウンドの3本目も優勝候補と見られている選手が上位についた。2011年の世界チャンピオン、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが94mでトップ、高梨沙羅が93mでそれに続いた。伊藤有希、カリーナ・フォクト、スペラ・ロゲリは公式トレーニング最後の回で92m飛んだ。

 

タイトル保持者のサラ・ヘンドリクソン(米)は、膝の怪我以来、先週末のリュブノ大会で2年ぶりに表彰台に立ったが、3回の公式練習ジャンプで、23位(82m)、9位(91.5m)、6位(92.5m)とどんどん調子を上げていった。

 

リザルト:女子トレーニング2/18