シーズン最終戦 リンヴィクが勝利、プレウツはW総合優勝

作成: 29.03.2026 13:22 / hn

📝 W杯シーズン最終戦

2025/26シーズン最後のスキーフライングワールドカップ・プラニツァ大会(スロベニア)で、3月29日(日)に今季を締めくくる男子個人戦が行われた。

毎年恒例となっているプラニツァでのシーズンファイナルには今年も8万人を超える観客が集まり、ハイレベルな試合を目の当たりにすることになった。

 

今シーズン最後の試合で優勝したのはノルウェーのマリウス・リンヴィクだった。リンヴィクは238.5mと231.0mのジャンプで合計459.5ポイントを獲得して勝利を決めた。

🥇 表彰台 ノルウェーがスロベニアを制す

ドーメン・プレウツ(スロベニア)は、1本目で今日の最長不倒240.5mの大飛翔を収めたが、最終的に合計453.9ポイントとなりリンヴィクには抑えられ、2位に甘んじた。

3位はヨハン=アンドレ・フォアファングで、ノルウェーチームから2名が表彰台に上がった。

 

最終戦で、ノルウェーはチームとしての強いパフォーマンスを見せ、ドーメン・プレウツは今シーズンに亘って見せていた個人としての圧倒的強さを改めて示した。

 

🔝 ハイレベルなトップテン

オーストリアのダニエル・チョフェーニックは僅差で4位となり、惜しくも表彰台入りを逃した。

フランスのヴァレンテ・フベールが健闘の5位、オーストリアのシュテファン・クラフトは6位だった。

 

日本の中村直幹は7位でトップテン入りを果たし、内藤智文は12位、二階堂蓮は17位、小林陵侑は25位だった。

 

ドイツチームは最上位を逃し、今日のトップだったカール・ガイガーは8位となった。

 

🏆 スキージャンプ総合とフライング総合

2025/26シーズンはドーメン・プレウツ(スロベニア)の独擅場だった。

 今季中、プレウツは連勝を重ねただけでなく、スキージャンプワールドカップ(W杯)総合成績とスキーフライングW杯総合成績の両方で圧倒的強さを見せつけた。

プレウツは常にハイレベルなジャンプを収め、特にスキーフライング戦ではほとんど他を寄せ付けなかった。

最終大会の「プラニツァ7」総合成績でも圧巻の強さで首位につけた。

 

🌍国別総合ランキング

ネーションズカップでは、オーストリアがチームとしての強さを改めて証明して首位となった。

今季最後の団体戦となったプラニツァ団体戦でも優勝したオーストリアチームだが、シーズンを通して安定した強さを見せていた。

ネーションズカップ2位はノルウェー、3位が日本だった。

ドイツはトップ成績を挙げた試合もあったが、総合的には期待外れの4位となった。

 

🎿スター選手の引退

プラニツァでのW杯ファイナルは、スキージャンプ界に多大な影響を与えた2名の選手にとって競技人生を締めくくる舞台にもなった:

  • カミル・ストッフ(ポーランド) オリンピック金メダル3冠を達成し、この20年間で最も活躍したジャンパーの一人であるストッフは、W杯の舞台からの引退を表明した。
  • マヌエル・フェットナー(オーストリア) 長年にわたって代表選手として活躍し、オリンピックメダリストでもあるフェットナーも今シーズンの終了をもって引退する。

彼らの引退により、長年にわたってスキージャンプ界を牽引してきた2人のスター選手を失うことになる。

 

📊 シーズンファイナル

スキーフランイグW杯プラニツァ個人第2戦は、2025/26シーズンを締めくくるにふさわしい試合となった。

  • マリウス・リンヴィクが堂々の勝利を挙げた。
  • ドーメン・プレウツは冬シーズンを通して見せた圧倒的強さで総合ランキング・ダブル優勝を決めた。
  • 表彰台を巡る闘いは手に汗握る接戦だった。
  • レジェンド選手の引退の感動的舞台となった。

 

大成功となったプラニツァでの最終大会をもって、波乱に富んだ2025/26シーズンが幕を下ろした。

 

 

シーズンファイナル スキーフライング・プラニツァ男子個人第2戦:リザルト(2026年3月29日)

順位 ビブ 名前 予選 飛距離 1 飛距離 2 合計
1. 19 Lindvik, Marius   238.5 231.0 459.5
2. 31 Prevc, Domen   240.5 229.5 453.9
3. 22 Forfang, Johann Andre   232.5 219.5 441.3
4. 29 Tschofenig, Daniel   224.5 238.0 438.4
5. 13 Foubert, Valentin   239.0 218.5 425.4
6. 23 Kraft, Stefan   223.5 221.0 422.6
7. 20 中村直幹   222.0 221.5 422.1
8. 6 Geiger, Karl   233.0 227.5 419.7
9. 21 Fettner, Manuel   217.5 230.0 419.6
10. 14 Schuster, Jonas   236.0 215.5 415.1
11. 9 Wellinger, Andreas   238.5 217.0 414.8
12. 12 内藤智文   236.0 219.0 412.8
13. 27 Lanisek, Anze   221.0 224.5 410.7
14. 11 Aalto, Antti   229.5 222.0 410.4
15. 17 Ortner, Maximilian   225.0 212.0 409.4
16. 15 Deschwanden, Gregor   226.0 207.5 407.8
17. 28 二階堂蓮   216.0 227.0 406.9
18. 4 Langmo, Isak Andreas   224.5 221.0 406.5
19. 5 Paschke, Pius   219.0 219.5 402.7
20. 2 Hauswirth, Sandro   216.0 209.5 399.2
21. 26 Embacher, Stephan   202.5 207.5 398.6
22. 10 Kytosaho, Niko   231.0 211.0 397.1
23. 18 Sundal, Kristoffer Eriksen   216.0 228.5 395.2
24. 7 Zajc, Timi   226.5 202.5 390.7
25. 30 小林陵侑   219.0 201.5 381.2
26. 16 Zografski, Vladimir   206.0 215.0 374.1
27. 8 Granerud, Halvor Egner   208.5 212.5 367.4
28. 25 Raimund, Philipp   196.0 198.0 357.5
29. 1 Oblak, Rok   200.0 185.5 330.1
30. 3 Stoch, Kamil   193.0 190.0 303.8
31. 24 Hoffmann, Felix   177.5   140.4

 

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。