ビショフスホーフェン予選:クラフトがホームで1位、伊東大貴2位

作成: 05.01.2020 18:42 / sk

1月5日(日)、第68回スキージャンプ週間の最後となる予選がオーストリアのビショフスホーフェンで開催され、オーストリアのシュテファン・クラフトが1位になった。パオル=アウサーライトナージャンプ台でクラフトは、134.5m(150.8ポイント)のジャンプを決めた。僅差で2位だったのは日本の伊東大貴(138m、150.7ポイント)、3位はポーランドのカミル・ストッフだった。

4位と5位にはコンスタンティン・シュミードと、今日誕生日のシュテファン・ライエ(28歳)のドイツ勢が続き、好成績を収めた。

今日の勝者と上位入賞者に加え、ジャンプ週間総合優勝のチャンスがある4人のパフォーマンスが特に興味をひいた。

その4人の中で一番良かったのは小林陵侑で予選6位、ノルウェーのマリウス・リンドヴィクが9位、現在ジャンプ週間総合首位のダヴィド・クバツキーは13位、ドイツのカール・ガイガーは16位だった。

 

ダヴィド・クバツキーは自分のジャンプを終えた後に、「今日のジャンプは完璧とは言えないけど、まぁまぁ良かった。昨日も長い一日だったから、足が少し疲れているのかもしれない。今はとにかく休んで、明日はこのジャンプ台でやるべき事に集中しなくては。ここ数年の仕事を通じて、このような状況でどうすべきなのかは分かっている」と、話した。

 

今日の予選を終えて、明日1月6日(月)のジャンプ週間最終戦がもの凄くスリリングなものになることが確実になった。明日には、観客と総合優勝への期待が持てる4人の選手は、ここ数年のジャンプ週間で見なかったようなドキドキのファイナルを体験することになるだろう。

 

第68回ジャンプ週間の最後の試合は、1月6日(月)の17:15(日本時間 翌1:15)から開催される予定となっている。

 

全リザルト

ビショフスホーフェン本戦:スタートリスト(1本目、ノックアウト方式)

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。