ユース五輪:ノルディック混合団体で露が金
19日、ノルウェーのリレハンメルで行われているユースオリンピック冬季競技大会で、最後のジャンプ種目となるノルディック混合団体戦が行われた。この種目ではノルディック全3種目の選手が一緒に戦う。
この新しい競技形態では、1チームがスキージャンプ男女各1名、ノルディック複合選手1名、クロスカントリー男女各1名の5人からなる。
まず第1ラウンドでスキージャンプ男女、ノルディック複合のジャンプの試合が行われ、第2ラウンドで男女クロスカントリーとノルディック複合選手によるクロスカントリーリレー(3.3kmを計3本)が競技される。
ジャンプでは再びスロベニアが首位
ジャンプ部門では、またもスロベニアチームが375.7ポイントで、ドイツ(356.1点)とオーストリア(351.5点)を抑え首位に立った。
第2ラウンドは、ジャンプ部門ではまだ4位だったロシアチームのリレー2番手がトップまで追い上げ、最後まで首位を守った。前半戦で6位だったノルウェーは、クロスカントリー部門で好成績を出し2位まで順位を上げた。
3位決定戦は、写真判定に持ち込まれた。その結果、最終的にドイツが僅差でスロベニアを抑えた。
それにより、新種目・ノルディック混合団体戦最初の金メダルは、ロシアチーム(Maksim Sergeev, Sofia Tikhonova, Vitalii Ivanov, Maya Yakunina und Igor Fedotov)が獲得した。
21.1秒差で開催地ノルウェーチーム(Marius Lindvik, Anna Odine Stroem, Einar Luraas Oftebro, Martine Engebretsen, Vebjörn Hegdal)が銀メダルに輝いた。
1位に21.5秒差でドイツ(Jonathan Siegel, Agnes Reisch, Tim Kopp, Anna-Maria Dietze, Philipp Unger)が銅メダルだった。
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Photo: (c) Youth Information Service (YIS) / IOC