W杯女子蔵王大会 ロゲリ（Slo）が予選トップ
ワールドカップ女子蔵王大会で1月21日（木）に第1戦の予選が行われ、スペラ・ロゲリ（スロベニア）が1位だった。
ロゲリは、93.0mの飛距離で103.2ポイントを獲得し、ジュリア・クレア（仏）を2位にエレナ・ルンガルディア（イタリア）を3位に抑えた。
クレアも同じく93.0mで、101.0ポイントだった。ルンガルディアは92.0m、100.5ポイントで予選3位だった。
世界チャンピオンのカリーナ・フォクト（独）は92.0mで99.3ポイントとなり4位、ウルサ・ボガタイ（スロベニア）も同距離だったが0.6点差で5位に入った。
予選で日本勢トップだった岩渕香里は98.6ポイントで6位、その0.4ポイント差でカナダのテイラー・ヘンリッチが7位についた。
ひしめく追手
テイラー・ヘンリッチが7位、ユリアーネ・サイファート（独）がイリーナ・アヴァクモヴァ（露）と同点の96.9ポイントで8位だった。わずか0.1点差で勢藤優花が10位だった。
ソフィア・チコノヴァ（露）に続く12位はニタ・イングルンドでアメリカ勢のトップだった。エリザベス・ラウダシュル（オーストリア）が13位、スヴェニャ・ヴュルト（独）が14位、そしてジャニナ・エルンスト（独）がトップ１５を締めくくった。
チェコと中国も本戦進出
ダニエラ・ハラランビー（ルーマニア）は19位で本戦出場を決め、チェコのツデンカ・ペザトヴァも健闘の20位で予選を通過した。フィンランドのユリア・キッカネンも22位に入り、中国のリ・スエヤオも26位で、金曜（1/22）の本戦に参戦できることになった。サブリナ・ヴィンドミュラーは29位でスイスにW杯ポイントを加算するチャンスをつかんだ。
予選が免除されている選手の中では、マヤ・ヴティッチ（スロベニア）が本日の最長飛距離である100.0mを出した。マーレン・ルンドビー（ノルウェー）も98.5mの快ジャンプを見せた。ダニエラ・イラシュコ＝シュトルツ（オーストリア）は98.0mのジャンプで自信をつけた。助走を短くして飛んだ高梨沙羅は、97.0mの良いジャンプだった。
W杯女子蔵王大会第1戦は、1月22日（金）9:00（日本時間17:00）から行われる予定だ。
※注）基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
