ジャンプ週間で大怪我のフェアオール支援に更なる寄付

作成: 05.03.2015 14:18 / sk

アメリカのニック・フェアオールは、今年1月のジャンプ週間ビショフスホーフェン戦の予選で大転倒し、脊椎に損傷を負ったが、更なる経済的支援が寄せられている。

ジャンプ週間最終戦での転倒直後から、フェアオールが余儀なくされた高額な治療とリハビリを経済的に支援する流れがおこった。

 

それ以来、世界各国のファンや友人達が、プラットホーム「RailMe(www.rallyme.com/rallies/1342/nick-fairall)」を通じてのオンライン寄付キャンペーンに参加した。ドイツチームはザコパネ大会団体戦の賞金を寄付した他、各国のチームやスポンサーも支援金を提供した。

 

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その時には、1972年冬季五輪王者の元スキージャンパー、ヴォイチェフ・フォルトゥナ(ポーランド)も自身の金メダルを売却すると申し出て、実際にポーランドスキージャンプチームの装備を担当する会社「4F」が、そのメダルを5万ドルで買い取り、本人の希望通りワルシャワのスポーツミュージアムに寄贈することになった。

 

売り上げのうち2万5千ドルは、数週間に渡るシュヴァルツァッハ(オーストリア)での入院治療と現在米国で続けられているリハビリ支援のためニック・フェアオールに提供され、他の半分の売り上げ金は、やはり背中に怪我を負ったポーランドのスピードスケート選手、ナタリア・ツェルヴォンカに寄付されることになった。