W杯女子札幌第2戦 オプセッツが勝利
国際スキー連盟(FIS)スキージャンプ女子ワールドカップ札幌大会で1月8日(日)に第2戦が行われ、ノルウェーのシリエ・オプセッツが優勝した。2位はスロベニアのエマ・クリネッチ、3位はオーストリアのエヴァ・ピンケルニッヒだった。ドイツのカタリーナ・アルトハウスは4位だった。
7日(土)の札幌第1戦ではカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)が優勝した。
ヒルサイズ137mの大倉山シャンツェで、8日(日)の試合ではノルウェーのシリエ・オプセッツ(23歳)が勝利を飾った。
オプセッツにとっては、12月のリレハンメル大会での優勝に続く、今季2勝目となった。
氷点下5度の冬らしい条件の中、オプセッツはすでに1本目で今日の最長不倒138mのジャンプを収めて首位につけ、勝利への土台を築いた。2本目でもこの首位の座をエマ・クリネッチに4.8点差で守った。
ワールドカップ(W杯)女子総合首位のエヴァ・ピンケルニッヒ(オーストリア)は、総合2位に続くカタリーナ・アルトハウス(ドイツ)が今日は4位となったため、その差を更に開いた。
アルトハウスは今日の1本目ではまだ2位につけていたものの、2本目では117mしか伸びなかった。
日本チームは、勢籐優花が9位、高梨沙羅が10位と続き、伊藤有希が14位、丸山希が17位、宮嶋林湖が20位だった。
オーストリアのマリタ・クラマーはスーツが規定外とされて失格となった。
W杯女子総合得点では、ピンケルニッヒが836ポイントで首位、2位はアルトハウス(677ポイント)、3位にはノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームが547ポイントで続いている。
ジャンプ女子のワールドカップは来週末の蔵王大会(山形)へと続く。
蔵王大会ではスーパーチームイベント(各国2人の団体戦)を含む3試合が予定されている。
リザルト:W杯女子札幌第2戦(2023.01.08)
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。