極北でも雪不足
作成: 19.11.2018 13:31
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スキージャンプの新シーズンは、先週末(11/17・18)ポーランド・ヴィスワで盛況に開幕となり、続く今週末(11/24・25)の大会の舞台はフィンランドのルカへと移る。
中央ヨーロッパと同様に、北極にほど近いフィンランド北部でも、ここのところ気温が高めだった。
厳しい条件だったにも関わらず、ノルディック全3種目とも公式スノーコントロールをクリアした。
「この時期のルカでこんな状態なのは今まで見たことがない。今ここで雪が積もっているのは唯一、クロスカントリーのコースとジャンプ台だけ。アプローチの状態は良好で、週末も問題ないと思う。アウトランとランディングバーンも大部分は雪で覆われている状態。まだ少し足りないのは、気温が高かったのと雨のせい。でもこの問題解決のめどは立っているし、遅くとも検査が入る11月22日(木)までにはジャンプ台の準備は整っているはずだ」とは、FIS(国際スキー連盟)公式スノーコントロール担当のPekka Hyvärinenの談だ。
ヒルサイズ142mのルカトゥントゥリ・ジャンプ台を舞台に、11月24日(土)16:30(日本時間 翌0:30)と、25日(日)17:00(日本時間 翌1:00)にそれぞれ個人戦が行なわれる予定だ。
Photos: Facebook/Ruka Nordic; Jussi Väätäinen
※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。