オーバーストドルフ戦:試合後の所感
ミヒャエル・ハイボック(オーストリア、27位):1本目みたいに短い助走だったらミスもできない。個人的には、気象条件は2ラウンドともそんなに悪くなかったと思うけど、なんでかうまくいかなかった。助走スピードが極端に遅かった。今日みたいな雨と風の天気の時には運も必要だと思う。
ダニエル=アンドレ・タンデ(ノルウェー、20位):このジャンプ台で良いリズムをつかむのに苦戦した。100%の状態で飛べないというのは厳しい。もちろん追い風のせいでもあるけど。”今年の僕の最高の日”とは言い難かった。雨だとスーツもすごく濡れるし、理想的とは言えない。それにしても、これくらいの雨なら助走路でもうちょっとスピードが出ても良いはずだと思う。
カール・ガイガー(ドイツ、17位):満足しているとは言えない。嬉しくも無いし、まぁまぁかな。ジャンプも完璧じゃなかったし、条件も難しかった。でもそれはスキージャンプにはつきもの。自分がトップ10やトップ5に入れるという事をを示すことができた。それをこれからの数日間でもできるだけ多く見せていきたい。
アンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ、10位):1本目は思うようにいかなかった。2本目の方がうまくいった。雨という条件は全員にとって同じだけど、風の条件はそれほど簡単じゃない。幸運がまわってきたらそれを生かさなくてはだし、悪い条件に当たったとしても良いジャンプを決めなくてはいけない。ファーストラウンドで僕はそれを果たせなかった。これからはハンターになって6本のジャンプに臨みたい。
シモン・アマン(スイス、18位):今日の天気は大きな問題ではなくて、ちょっとした運と良いジャンプが必要だった。今日の僕にはその両方が無かった。特に2本目ではね。これで当然、僕の総合優勝への淡い期待も台無しになってしまった。これからは、とにかく自分の調子を合わせていくために努力していく。
ハインツ・クッティン(オーストリア、ヘッドコーチ):総合成績はまだ視野に全然入っていない。ジャンプ週間総合も大事だけど、個々の試合とワールドカップ総合のポイントも大事。今日はファイナルラウンドで残念ながら表彰台入りを逃してしまい、私達にとって少しがっかりの結果となった。
カミル・シュトッホ(ポーランド、今日の勝者):僕にとって素晴らしい日になった。天候条件は厳しかった。その中で2本の良いジャンプを心がけた。成績と結果に満足している。とても高レベルの試合だった。リヒャルト(フライターク)とダヴィド(クバツキー)や他の選手もかなり良い成績を見せた。
リヒャルト・フライターク(ドイツ、2位):まだジャンプ週間は始まったばかり。今日のカミル(シュトッホ)のジャンプは本当にうまかった。特に2本目は良かった。始まる前から皆が言っていたように、かなりの接戦。僕はここオーバーストドルフでの2日間に、とても満足している。ジャンプするのが楽しいし、今日試合ができたことをみんな喜ばないと。
ダヴィド・クバツキー(ポーランド、3位):今日の結果を勿論とても喜んでいる。表彰台に上がるために、かなり努力してきた。それは長い道のりだったけど、その甲斐があった。今日の僕のジャンプは完璧とは言えなくても、良いレベルで飛べたと思う。