W杯ティティゼー=ノイシュタット大会 注目データ

作成: 04.02.2015 14:11 / sk

2015年に2連勝した選手は皆無
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最近のワールドカップ(W杯)18試合で連勝した選手は一人もいない。シモン・アマン(スイス)は2014年11月28日と29日のルカ戦で2連勝した。

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先週末(1/30~2/1)のドイツ・ヴィリンゲン大会で優勝したカミル・シュトッホ(ポーランド)とセヴェリン・フロインド(独)は2015年に入って初めて連勝する選手になる可能性がある。


前回のティティゼー=ノイシュタット戦の勝者はシュトッホ
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カミル・シュトッホは前回行われたW杯ドイツ・ティティゼー=ノイシュタット大会(2013年12月)で1位と2位だった。

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もしシュトッホが今回も優勝できれば、アダム・マリシュ(ポーランド、3勝)、マーティン・ホルヴァート(オーストリア、2勝)以来、初めて当地で2勝以上する選手になれる。


フロインドは次のドイツ戦でも勝てるか
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先週末のヴィリンゲン大会個人第2戦で優勝したセヴェリン・フロインド(独)は、自国の大会で優勝を飾った今シーズン3人目のジャンパーとなった。これまでミヒャエル・ハイボック(オーストリア)が1月6日のビショフスホーフェン戦で、カミル・シュトッホ(ポーランド)が1月18日のザコパネ戦で、ホームゲーム優勝を果たした。

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フロインドが他にドイツ大会で優勝したことがあるのは、2011年1月のやはりヴィリンゲン戦だった。

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フロインドがこれまで果たした全12勝のうち、2勝以上しているのは、ドイツ(2勝)、フィンランド(2勝)、ノルウェー(3勝)での試合だった。

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ドイツの試合で一番勝っているジャンパーはグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)で、9勝している。彼が最近優勝を祝ったドイツ戦は、2012年1月1日のガルミッシュ=パルテンキルヒェン戦だった。


クラフトは今季10回目の表彰台を狙う
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シュテファン・クラフト(オーストリア)は今シーズン、個人戦9試合で表彰台に上がっており、セヴェリン・フロインド(8回)より1回多い。

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昨シーズン、最も多く表彰台に上がったのは、シュトッホ(12回)、ペーター・プレウツ(スロベニア、11回)、フロインド(10回)だった。

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クラフトは今季、5回2位になった。2010/11シーズンにトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)が8回2位になって以来、誰も6回以上2位になったことはない。

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クラフトは2015年に入って6回表彰台に立っており、そのうち4回が2位だった。クラフトは今年最も多くトップ3に入っている選手だ。

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ペーター・プレウツ(スロベニア)はW杯個人総合ランキングの2位についている。プレウツは20試合中16試合で上位5位までに入っている。

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今季、これまでのW杯総合成績で、優勝無しで最も好成績なのはルネ・ヴェルタ(ノルウェー)で12位に入っている。


ヴェルタ、初優勝となるか?
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ノルウェーのルネ・ヴェルタはヴィリンゲン大会で4位と2位になり、2年ぶりの表彰台をあげた(2013年3月24日のプラニツァ戦で2位になった)。

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ヴェルタは今回のティティゼー=ノイシュタット戦で初優勝を狙っている。今大会はヴェルタにとって、109と110試合目のW杯参戦となる。


5勝目を狙うコーデルカ
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ロマン・コーデルカ(チェコ)は、今シーズン最多の4勝している選手だ。昨シーズンの優勝最多記録はカミル・シュトッホの6勝だった(フロインドは5勝)。

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コーデルカがもう1勝すれば、ヤクブ・ヤンダが2005/06シーズンに立てたチェコのワンシーズン最多優勝記録(5勝)に並ぶことになる。

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ヤンダはこれまでにW杯6勝をあげており、初優勝は2005年1月のティティゼー=ノイシュタット戦だった。