ユニバーシアード:露と日本が好成績
ユニバーシアード(国際大学スポーツ連盟主催の学生のための五輪)冬季大会で、スキージャンプの試合が今週、シトゥルブスケー・プレソ(スロバキア)で行われた。
男子ジャンプは、95mと94mで248.8ポイント獲得となったヴラディミール・ゾグラフスキー(ブルガリア)が優勝した。
イルミア・ハゼトディノフ(露)は、1本目では90mで5位だったが、ファイナルで94.5mを出し2位(244.2ポイント)にまで追い上げた。イエフゲニー・クリモフ(露)は、92.5mと91.5mのジャンプで241.7ポイントをマークし3位だった。
女子ジャンプもロシア勢はメダルを2個獲得し好成績だった。最有力候補だったイリーナ・アヴァクモヴァ(露)が88.5mと95.5m、223.2ポイントで優勝した。日本の小林諭果が198.2ポイント(83.5mと84m)で2位、アナスタシア・グラドュシェヴァ(露)が190.5ポイント(85.5mと83.5m)で3位になり、表彰台に二人のロシア選手が立った。
女子団体戦でもロシア(アナスタシア・グラドュシェヴァ、イリーナ・アヴァクモヴァ、計392.3ポイント)が優勝し、2位が日本(松橋亜希、小林諭果、計385.9ポイント)、3位がチェコ(ヴラデナ・プシュトコヴァ、ミヒャエラ・ドレツェロヴァ、計322.8)だった。
混合団体戦では、日本(小林諭果、小林潤志郎)が合計201.4ポイントで優勝した。ロシアII(アナスタシア・グラドュシェヴァ、ミハイル・マクシーモチキン、計185ポイント)が2位、日本II(松橋亜希、高梨寛大、計178.6ポイント)が3位だった。この試合は、強風と降雪のため1回目が終わった段階で終了となった。
スキージャンプ競技の締めくくりとして、2/1(日)に男子団体戦が行われ、女子同様、ロシアチームが好成績を収めた。イエフゲニー・クリモフ、ミハイル・マクシーモチキン、イルミア・ハゼトディノフが計723.3ポイントで金メダルを獲得した。
2位は日本チーム(高梨寛大、馬渕源、小林潤志郎、計702.3ポイント)、3位がポーランドチーム(アンジェイ・ザポトチュニ、 スタニスラヴ・ビエラ、ヤクブ・コット、計680.3ポイント)だった。
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