W杯ヴィスワ大会・注目データ
フロインドに「ポストオリンピック鬱」関係なし
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2015年1月10日、風で荒れたワールドカップ(W杯)スキーフライング戦がバートミッテルンドルフ(オーストリア)で行われ、セヴェリン・フロインドが優勝した。2014年ソチ冬季五輪以来W杯6勝目だった。
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それはフロインドにとって今季2勝目、ロマン・コーデルカ(チェコ)に比べ1勝少ない。W杯個人総合成績で、フロインドは4位、コーデルカは5位についている。
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コーデルカは、12月21日にエンゲルベルクで優勝して以来、5試合でトップ6に入っていない。
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現在W杯総合成績トップのミヒャエル・ハイボック(オーストリア)は、バートミッテルンドルフ戦で16位となり、今季初めてトップ10入りを逃した。
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今季、ハイボックとシュテファン・クラフト(オーストリア)は、表彰台を6回果たしており、シモン・アマン(スイス)より1回多い。アマンは、ビショフスホーフェン戦で転倒し強い脳震盪をおこし現在療養中だ。
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昨シーズンのヴィスワ(ポーランド)戦でハイボックは3位だった。
ホームヒルで健闘したいシュトッホ
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カミル・シュトッホ(ポーランド)は、前年のヴィスワ戦で2位となっており、2012年1月20日のザコパネ戦以来初めてホームゲームで優勝するポーランド人となりたいところだ。
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シュトッホは、今週ポーランドの「2014年ベストアスリート」に選ばれたが、怪我の欠場のため、今季はまだ表彰台に立っていない。これまでジャンプ週間のみ参戦して、ビショフスホーフェンで15位、インスブルックで7位、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンで15位、オーバストドルフで4位だった。
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アダム・マリシュは、ポーランドで最多優勝しているポーランド選手だ(4勝、全てザコパネ戦)
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グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)はポーランドのジャンプ台で最も多く優勝しているジャンパーである(5勝)。
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シュリレンツァウアーは、12月13日のニジニ・タギル戦の2位以来、最近のW杯8試合で表彰台を達成していない。
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アンドレアス・ヴェリンガー(独)は、前年のヴィスワ戦で優勝し、それが彼の唯一のW杯優勝となっている。ヴェリンガーは怪我で欠場しているため、そのタイトルを保持することはできない。
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ヴェリンガーがヴィスワで優勝した時は、18歳と141日で、現在W杯で優勝した最後のティーンエイジャーとなっている。
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ペーター・プレウツ(スロベニア)は、ヴィスワで冬季・夏季のダブル優勝を果たせるかもしれない。プレウツは2014年7月のサマーグランプリ・ヴィスワ戦で優勝した。これまでプレウツはW杯ヴィスワ戦で5位(2014年)と26位(2013年)だった。
更なる連続表彰台を狙うクラフト
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今季ジャンプ週間の覇者、シュテファン・クラフトは、今季初めて4戦連続で表彰台に上がるジャンパーとなれるかもしれない。
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最近でそれを遂げたのは、アンダース・バルダル(ノルウェー)だった(2014年3月5戦連続表彰台)。
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2013年にバルダルは初めてのヴィスワ大会優勝者となった。バルダルはW杯7勝のうち、2008年ザコパネのW杯初優勝も含め、3勝をポーランドで果たしている。
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バルダルは、今のところ技術的なスランプで、今季はまだ表彰台に上がっておらず、ジャンプ週間では全4試合でトップ20さえも逃している。