W杯男子ファールン大会・注目データ
5連勝を狙うシュトッホ
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カミル・シュトッホ(ポーランド)は、2月初頭のワールドカップ・ヴィリンゲン大会(独)で2勝、ソチ冬季オリンピック(ロシア)で2勝し、最近の個人戦で4連勝している。
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シュトッホは、2010年12月にトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)が果たして以来、初めての4連勝を果たした。
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シュトッホが今度のファールン大会(スウェーデン)で勝てば、2010年2月~3月のシモン・アマン(スイス)以来、初めて5連勝以上を決める選手となれる。当時アマンは、今回のシュトッホ同様オリンピックで2冠をあげている。
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シュトッホはこれまでW杯で11回優勝している。もし彼がファールンで優勝を重ねれば、ディータ・トーマ(独)とアンドレアス・コフラー(オーストリア)の12勝という記録に並ぶことが可能だ。
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シュトッホが勝てば、ファールンで優勝を果たす2番目のポーランド人となる。ファールン大会で優勝したことがある唯一のポーランド人はアダム・マリシュ(2001年3月)だ。
12年ぶりのW杯ファールン大会
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今回の男子ファールン大会は(そしてスウェーデンでも)、2002年3月以来初めてのワールドカップ大会となる。当時、優勝したのは、マッチ・ハウタマキ(フィンランド)だった。
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マルティン・シュミット(独)が引退した今、W杯ファールン大会で表彰台に立ったことがある現役選手は、ヴォルフガング・ロイツル(オーストリア)とヤンネ・アホネン(フィンランド)の二人だけだ。
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ロイツルは2001年3月にマリシュ、シュミットに続く3位になった。アホネンは2002年にハウタマキとシュミットの後につき、スヴェン・ハンナヴァルト(独)と同点の3位だった。
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ファールンで行われたW杯の全18試合で、3人だけが2回以上の優勝を果たしている。プリモジュ・ペテルカ(スロベニア)は、1996年(ノーマルヒル)、1997年、1998年に優勝しており、唯一3勝している選手だ。
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マッチ・ニッカネン(フィンランド)とヴェルナー・ラトマイヤー(オーストリア)は2回優勝している。ニッカネンは1983年と1987年に、ラトマイヤーは1992年12月に優勝した。
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スウェーデンはW杯で1度だけホームゲームで優勝している。1991年3月にマイク・マルティンソンが、ファールン大会で優勝を収めている。
レジェンドを越えられるか?
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アマンとモルゲンシュテルンはW杯表彰台数で、伝説的スキージャンパーを越えられるかもしれない。
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モルゲンシュテルンは、これまで表彰台に76回上がっている。これは、このランク付けで、ニッカネンと並ぶ4位となっている。もし彼がニッカネンを越えれば、アホネン(108回)、マリシュ(92回)、グレゴア・シュリレンツァウアー(85回、オーストリア)に続く単独4位となる。
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アマンは今まで73回表彰台をあげており、イェンス・ヴァイスフロッグ(独)と並び6位だ。アマンがヴァイスフロッグを越えることができれば、ニッカンネンの次の次となる。
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アマンは、今季W杯で5回表彰台に立っている。ファールンでもう一度、3位までに入れば、一季に6回以上の表彰台を果たす5シーズン目となる。
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アマンは、W杯ワンシーズンに6回以上の表彰台を5シーズンに渡り達成する9人目のジャンパーになれるかもしれない。アホネン(9)、マリシュ(7)、アンドレアス・フェルダー(6、オーストリア)、シュリレンツァウアー(6)、ヴァイスフロッグ(6)、アンドレアス・ゴルトベルガー(5、オーストリア)、ニッカネン(5)、モルゲンシュテルン(5)の8人が、これまでにそれを果たしている。