ソチ、男子 初回トレーニング後のコメント

作成: 06.02.2014 23:31 / cy

ソチ五輪(ロシア) 男子初回トレーニング後のコメント

 

トーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア):「僕にとっては、ここに参加できたことが大きな勝利と言える。トレーニングはうまく行った。完璧とは言えないけれど、一歩ずつ良くなっている。僕の願いは、ここでオリンピックを満喫して無事うちに帰れるようすること。そしてできれば驚きの結果が出せると良い。転倒については今のところプレッシャーは感じていない。もう金メダルは一つ達成しているから、ここでまた意表をつけるといい。」

 

シモン・アマン(スイス):「ここで正確なタイミングをつかむにはかなり上手くやらなくては。3回目ではタイミングがうまく取れなかった。日曜の試合ではいよいよ勝負がかかってくる。また金メダルを取るのは大仕事。僕はメダルのためじゃなくてジャンプするためにここにいる。とは言え、どんなメダルでも取れれば嬉しい。」

 

ピーター・フレネット(アメリカ): 「まだ時差ボケで少し眠い。ここでの準備は少し変えて、一日を遅めにスタートさせないと。それでも試合が始まるまでには慣れると思う。」

 

セヴェリン・フロインド(ドイツ): 「今シーズンはこれまで上手くいっている。先週末の試合では2試合とも表彰台に上がれたから、こんなビックイベントの前で幸先が良い。トレーニングでのジャンプには満足している。ここのジャンプ台を改めて知るのに良い一日だった。みんな頑張っているんだから、メダルを狙うとすれば。もっと良く飛ばないと。」

 

アンデシュ・ヤコブセン(ノルウェー): 「転倒したのは、新しいビンディングのせいではなくて、自分が悪かったんだ。僕のビンディングは連盟から容認されている。」

 

カミル・シュトッホ(ポーランド):「このジャンプ台は飛ぶのが難しい。新しいけど、他のジャンプ台とは全然違う。もっと頑張らないと。ノーマルヒルの方がラージヒルより失敗が響きやすい。僕のジャンプは悪くはなかったけど、自分としては納得いくものでもなかった。プレッシャーは感じていない。僕は自分のできる限りのことをやるだけ。」

 

渡瀬雄太(日本):「自分としては本当はもっとうまく飛べると思っていたけれど、今日は予想以上に難しかった。もちろん、オリンピックはいつものワールドカップとは違うから緊張していたとも思う。」

 

竹内択(日本):「1月に体調を崩したが身体的にも精神的にも、もう大丈夫。まだ薬は飲んでいるけれど、食べる物は他の人と同じ物を食べている。僕達の宿舎にアジア・コーナーもあるけれど、口に合わないからそこでは食べていない。僕のヘルメットには日本の漢字の「飛」が付いている。ヘルメットに字や言葉を書いてはいけないことになっているから、絵に見えるようにしている。」

 

横川朝治(日本ヘッドコーチ): 「伊東大貴も葛西紀明も経験積んできた選手だから、トレーニングの時間を静養にあてることも許される。トレーニング日は2回あるから、1回は休んでも彼らなら大丈夫。葛西は試合で最高の成果を見せてくれる。竹内の体調はもう良くなったが、急いではダメだ。確実にゆっくりとアプローチしていくべきだ。」