W杯ザコパネ大会 ミヒャエル・ハイボックが予選1位
日曜の個人戦本戦のため、1/17(金)に行われた予選で、オーストリアのミヒャエル・ハイボックが1位になった。ハイボックは128m(143.4ポイント)で、予想外の健闘をしたロシアのミカイル・マキシモキン(130.5m、135.2ポイント)と、ドイツのアンドレアス・ヴァンク(124.5m、135.1ポイント)に差をつけ、予選優勝を飾った。
度々風待ちのブレイクで中断される中、5000人もの観客を前に、ミヒャエル・ハイボックが前日のヴィスワ大会の3位に引き続き、輝かしいフォームを披露した。2位になった19歳のマキシモキンは、自己ベスト成績を出し「凄くいいジャンプが達成できた。」と喜んだ。
4位のヤン・マトゥラ(チェコ)、5位のアンダース・ファンネメル(ノルウェー)、6位のアンシ・コイブランタ(フィンランド)、7位のダヴィエ・クバツキ(ポーランド)、8位のイェルネイ・ダミヤン(スロベニア)と、上位8位までそれぞれ違う国の選手が着き、この上なく国際的なランキングとなった。1/19(日)の個人戦本戦は、白熱戦が期待される。1/18(土)の団体戦では、スロベニア、オーストリア、ポーランド、ドイツが有力候補にあがっている。
既に本戦進出が決まっているシード選手の中でも、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)、アンダース・バルダル(ノルウェー)、そして今季ジャンプ週間総合優勝のトーマス・ディートハルト(オーストリア)は、強さを印象づけるジャンプを見せた。昨日行われたヴィスワ大会の勝者、アンドレアス・ヴェリンガー(独)、ペーター・プレフツ(スロベニア)、カミル・ストッホ(ポーランド)は、今日の予選は棄権した。予選落ちした有名選手もいたが、特に有名なドイツのミヒャエル・ノイマイアーは41位で本戦進出を逃してしまった。
ザコパネ大会は、団体戦が1/18(土)17:15(日本時間19日、01:15)から、個人戦は1/19(日)14:00(日本時間22:00)から行われる予定だ。
※注)表記時間は、基本的に中央ヨーロッパ時間で、
日本との時差はマイナス8時間です。