転倒したトーマス・モルゲンシュテルン快方に向かう

作成: 13.01.2014 19:24 / cy

金曜のフライング・バートミッテンドルフ大会トレーニング中に大転倒したモルゲンシュテルンの様態について、1/13(月)に行われたザルツブルク事故救急病院での記者会見で、医師たちからの報告があった。

「今日の頭部と肺のCTの検査の結果、脳出血と肺挫傷の完治が確認された。モルゲンシュテルンの様態は安定しており、我々は順調な快復にとても満足している。」と、ザルツブルク救急病院のヨーゼフ・オプリスト医長は発表した。

 

27歳のモルゲンシュテルンは、今週末までザルツブルク救急病院に入院し、その後クラーゲンフルトのクリニックに移り、リハビリが行われることになる。

 

News(1/10): モルゲンシュテルン、集中治療室で経過観察 »

 

チーム医のユルゲン・バートホーファーは記者会見で、「まずはトーマスの快復と、後遺症が残らないように完治することが最優先だ。今季の彼のスポーツ活動がどうなるかは、これから14日間のリハビリが終わってから、その後の様子を見て考える問題だ。」と答えた。オリンピック出場も全く不可能というわけではない。「まずはこの14日を待ってみてから検討する。」とのことだ。

 

アレクサンダー・ポイントナー(ヘッドコーチ)によると、トーマス・モルゲンシュテルンは大転倒のことを覚えていない、とのことだったが、今では転倒の映像を見たようで、今日1/13(月)に本人がFacebookにコメントを載せている。「今回のことで、こんなに持ち直したことに無限大に感謝している。そして、沢山の励ましの言葉には返す言葉もない程ありがたいと思っている。できる限り、お見舞いの言葉を見て、力をもらって頑張ろうと思う。家族、医療チーム、そして全ての応援してくれている皆に、ありがとう!!心を込めて、トーマス」と書き込んだ。