ジャンプ週間最終戦 注目データ

作成: 05.01.2014 22:16 / cy

ディートハルトはジャンプ週間で15年以来の最年少優勝を狙う

 

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スキージャンプ週間の4試合中、3試合が終わった現時点で、トーマス・ディートハルト(オーストリア)は、総合首位に立っている。

 

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ディートハルトが1/6(月)に勝てば、21歳と315日で、ヤンネ・アホネン(フィンランド)以来の最年少優勝を飾ることになる。アホネンは5回総合優勝しているが、最初の優勝は1999年で彼が21歳と240日の時だった。

 

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ディートハルトは、オーストリア人としてのジャンプ週間史上、1986年のエルンスト・ヴェットーリ以来の最年少優勝で、6人目に若い総合チャンピョンになれるかもしれない。

 

 

アマンはニッカネンに並ぶビックタイトル5冠達成なるか?

 

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シモン・アマン(スイス)は総合2位に着いており、ジャンプ週間総合優勝を初めて果たせるかもしれない。

 

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アマンは、スキージャンプ個人のビックタイトルで、唯一ジャンプ週間総合優勝だけは、まだなし得ていない。

 

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アマンはこれまで、オリンピックで金を4回、世界選手権タイトル(2007年)、スキーフライング世界選手権で金(2010年)、ワールドカップ総合優勝(2010年)を勝ち取ってきた。

 

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アマンが今回ジャンプ週間で総合優勝できれば、マッティ・ニッカネン(フィンランド)と並ぶの5冠達成記録となる。

 

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5つのビックタイトルのうち4冠を達成しているのは、アマン以外では6人いる。そのうち今も現役のグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア)とトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)は、今季で5冠を達成することも考えられる。シュリレンツァウアーは2014年ソチ五輪でそのチャンスがあり、モルゲンシュテルンは3月にハラチョフで行われるスキーフライング世界選手権で5冠達成の可能性がある。

 

各種ビックタイトル勝者一覧

 

名前 五輪 世界選手権 フライング W杯 ジャンプ週間
5 Matti Nykänen FIN 3 1 1 4 2
4 Simon Ammann SUI 4 1 1 1 ?
4 Espen Bredesen NOR 1 1 x 1 1
4 Hans-Georg Aschenbach GER 1 3 1 x 1
4 Jens Weißflog GER 2 2 x 1 4
4 Kazuyoshi Funaki JPN 1 1 1 x 1
4 Gregor Schlierenzauer AUT x 1 1 2 2
4 Thomas Morgenstern AUT 1 1 x 1 1

 

 

モルゲンシュテルンは表彰台5回のニッカネンの記録に並ぶことができるか?

 

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トーマス・モルゲンシュテルンは、現在ジャンプ週間総合3位に入っている。

 

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モルゲンシュテルンは4シーズンでジャンプ週間総合の表彰台に立っている(2011年:1位、2008年と2012年:2位、2005年:3位)。

 

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今季ジャンプ週間で5回目の表彰台をあげれば、このランキングでニッカネンと並び4位となる。

 

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これまで6回以上ジャンプ週間の表彰台を達成しているのは、アホネン(10回)、イェンス・ヴァイスフロッグ(独、9回)、ビョルン・ヴィルコラ(ノルウェー、6回)の3人だけだ。

 

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モルゲンシュテルンはビショフスホーフェン大会で2回優勝し、5回表彰台に立ったことがある。モルゲンシュテルンがビショフスホーフェンで3回目の優勝を果たせば、アホネン、ヴィルコラ、ヴァイスフロッグ、イジー・ラシュカ(チェコ)の記録に並ぶことができる。

 

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また、モルゲンシュテルンがビショフスホーフェン大会で6回目の表彰台を果たせば、ヴィルコラとラシュカの記録に並ぶことになる。6回以上の表彰台をあげているのはアホネン(10回)だけである。