高梨、ファイナルで転倒にも関わらず優勝!
作成: 22.09.2013 13:28
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総合優勝の高梨は、アルマティでのグランプリファイナルでも圧勝した。ファイナルラウンドで107.5mのジャンプを見せたが、惜しくも転倒。しかしながら224.7ポイントをスコアして2位のカティア・ポズンに4.7ポイント差をつけて優勝。3位にはカナダの田中温子が93mを2本揃えて入賞。
総合ランキングで他を大きく引き離して優勝した高梨は、「2本目で転倒したが、優勝出来てとても嬉しい。足が少し痛むが大きな問題はない。この痛みをとって冬のために頑張りたい。」と話した。
総合3位のカティア・ポズンはこの夏シーズン3度目の表彰台。「本当に嬉しい。昨日はあまり良くなかったが、今日は2本良いジャンプを見せることが出来た。沙羅は素晴らしいと思う。転倒しても優勝したことを祝福したい。今のジャンプはまだ完璧ではないので、冬までの間にまだまだやるべきことが沢山ある。いいパフォーマンスをしたいし、技術的にもレベルをあげたい。冬が待ち遠しい。」とポズンは話した。
田中温子は初の表彰台で「今日のジャンプは昨日よりずっと良かった。夏を通して比較的いいジャンプが出来たと思う。表彰台に上れたことは自分にとっての大きな自信になる。冬シーズンへの準備も夏同様上手くいくようにしたい。オリンピックに向けて安定したジャンプを見せて行きたい。」と試合後にコメントした。
フィンランドのユリア・キッカネンはファーストラウンド終了後、3位だったが惜しくも表彰台を逃し、95mと92mでトータル214.5ポイントで6位。前日に引き続き好成績を残した。