ポーランドチーム、地元ヴィスワで圧勝!

作成: 02.08.2013 23:58 / cy

ポーランドチームは2013年ヴァルディフィエメ世界選手権での銅メダルだけではなく、今日のグランプリ男子団体戦でもその将来性を証明した。

カミル・シュトッホ、ダビッド・クバッキ、マチェイ・コットに加え、将来ポーランドチームの成功へのキーパーソンになり得る可能性を秘めたクリストフ・ビーグンもその力を見せた。

 

マチェイ・コット(127mと130m)、クリストフ・ビーグン(127mと130m)、ダビッド・クバッキ(123.5mと124.5m)、そして鮮烈な129.5mと136mの2本のジャンプを見せたカミル・シュトッホの4名が5千人の地元観衆でうまったヴィスワのアダム・マリッシュシャンツェで優勝をおさめた。

 

当然のことながらポーランド選手たちは試合後のインタビューでその喜びを表した。ダビッド・クバッキ:「選手全員が良い働きをして、今日の優勝を勝ち取った。とても喜んでいるし、今日はチーム的に本当に強かった。」クリストフ・ビーグン:「ヴィスワの今日の盛り上がりは素晴らしかった。自分にとってはポーランド代表として初めての団体戦だったのに、優勝出来て最高だ。自分のジャンプは完璧ではなかったがそれなりに良かったと思う。今日のリザルトには特に風の影響はなかったと思う。」カミル・シュトッホ:「会場のん雰囲気は最高だった。今日このチームの一員となれたことを誇りに思う。チームメイトがみんないいジャンプをしたので、とても刺激されて、素晴らしいモティベーションとなった。」とそれぞれコメントした。

 

ポーランドチームはトータルで1058.4ポイント。2位になったドイツチームとは30点以上の差がついた。ミヒャエル・ノイマイアー、セヴェリン・フロインド、リヒャルド・フライタグ、アンドレアス・ヴェリンガーの4名は力強いパフォーマンスを見せたものの、今日のポーランドはそれを上回った。「今日は自分たちにとって良い一日だった。ヴィスワの雰囲気は格別で、スタジアムには多くの観客が詰めかけ、また一番強かったチームが優勝した。自分たちも8本のいいジャンプを揃えたが、今日ポーランドを打ち負かすことは出来なかった。」とミヒャエル・ノイマイアーはポーランドチームを讃えた。

 

3位になったのはスロベニアチームだった。「ポーランドチームを祝福したい。今日のここでのフェアな試合で飛べたことを嬉しく思う。ロベルトと自分の調子がいまいちなのを考えると、表彰台争いに加われるとは思っていなかった。しかしペーターとマティアスのパフォーマンスのおかげで3位に入賞できた。」

 

ファーストラウンドで強さを見せたチェコチームの選手4名、ルーカス・ラバ、アントニン・ハジェック、ローマン・コウデルカ、ヤーン・マトゥラは3位でファイナルラウンドに臨んだ。しかしアントニン・ハジェックの転倒により表彰台を惜しくも逃した。にもかかわらず4位という成績はチェコチームにとっては好成績だったと言えるであろう。

 

同様に日本チームも転倒により、順位を上げるチャンスをのがした。竹内択はそのファイナルラウンドで転倒により失点、最終的には渡瀬雄太、清水礼留飛、伊東大貴の4名で5位だった。

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