ルカシュ・フラバ、予選トップ!
ヒンターツァーテンでのエキサイティングな開幕戦後、グランプリ大会は場所をポーランドのヴィスワにうつしてオフィシャルトレーニングと予選が行われた。
チェコチームはこの予選でワンツートップ。ルカシュ・フラバは132mでその日の最長飛距離をマークし、123.1ポイントでチームメイトのローマン・コウデルカをおさえて優勝。コウデルカも131mと飛距離をのばし、121.6ポイントと好調。
ドイツチームベストはセヴェリン・フロインド。130.5m、120.6ポイントで3位だった。またアンドレアス・ヴァンクが7位、カール・ガイガー15位とチーム的に好調さをみせた。予選落ちしたのはこのチームで唯一ダニー・クェックだけだった。
アンドレアス・コフラーはヒンターツァーテン大会よりずっといいジャンプをみせ、4位。またオーストリアの若手選手もシュテファン・クラフト(9位)、ミヒャエル・ハイベック(11位)といいパフォーマンスを見せた。
開催国のポーランドチームではシュテファン・フーラの6位がベスト。アダム・マリッシュシャンツェに訪れたファンは予選大会でトータル12名の選手を堪能し、11人中10名が予選突破。本戦ではその10名とグランプリランキングでトップのマチェイ・コットとカミル・シュトッホのジャンプをみることになる。
スロベニアのトップ選手であるロベルト・クラニエッツとユーリ・テペシュはグランプリ大会に一週遅れでここヴィスワ大会に登場。しかしテペシュはトレーニングのジャンプで56、52位、そして予選では58位と調子を大幅に崩している様子で、クラニエッツも予選を通過はしたものの、22位と振るわなかった。
日本チームは出場した6選手全員が予選を通過。個人戦の前に金曜日には団体戦が行われるが、チーム戦に強い日本チームの活躍が期待される。日本チームは、渡瀬、清水、伊東、竹内の4名で金曜日の大会に臨む。