COCアイアンマウンテン大会: ビェルキーゲンとセメニック優勝
COCはアメリカに舞台を移し、今週末ミシガン州アイアンマウンテンで3戦が行われる。パインマウンテンでの第1戦はフレデリック・ビェルキーゲンが優勝した。
ノルウェーの24才ビェルキーゲンは、現在の好調ぶりを証明し、137.5m/135mと強力なジャンプを2本まとめてトータル290.0ポイントとし、今季2勝目を祝った。
スロベニアのマティッチ・ベネディクは、1本目138.5mでトップに立ったが、ファイナルラウンド127mでトータル277.4ポイントとして2位。COCキャリア初の表彰台となった。
ドイツのクリスチャン・ハイムは1本目128mで18位だったが、ファイナルラウンド最長137mを飛んで一気に3位に浮上。19歳のハイムもベネディク同様に、キャリア最高成績とした。
4位フェリックス・ショフト、6位ヤン・メイレンダーと、ドイツ勢が健闘した。5位はオーストリアのマニュエル・ポッピンガー。
ポーランドチームのトップ成績を残したのは、アレクサンダー・ズニシュツォルで7位。ノルウェーのマリウス・イングヴァルゼンとオーストリアのクレメンス・アイグナーが同ポイントで8位を分け合った。
Two Slovenes ahead
昨年12月キャンセルとなったラハティ大会の代替として行われた、この日の2戦目も、スロベニア勢の勝利となった。
優勝したのは19歳のアンツェ・セメニック。133mと136mを飛んでトータル281.7ポイントでCOC2勝目をあげた。2位は1戦目の勝者マティッチ・ベネディクで、134m/126.5m(266.4ポイント)。
3位はオーストリアのトマス・ディートハート。1本目6位につけ、ファイナルラウンド130m、トータル264.2ポイントで一気に順位をあげての表彰台となった。
アンドラス・ポグラッチが4位となり、スロベニアチームがトップリザルトを残した。オーストリアのエリアス・ファネンスティルが5位、ドイツのマリウス・クラウスが6位。第1戦と同じくポーランド勢トップは7位。ただし2戦目はクリシュトフ・ビエグンだった。
135mを飛んだノルウェーのロベルト・ヨハンソンは、1本目を終わってベネディクを抑えてトップに立ったが、ファイナルラウンド116.5mで10位となった。
土曜日の2戦を終えて、シュテファン・クラフトが525ポイントでCOC総合ランキングトップをキープ。2位はフェリックス・ショフト(431ポイント)、マリウス・イングヴァルゼンが406ポイントで3位につけている。