リヒャルト・フライターク W杯ヴィリンゲン大会予選トップ

作成: 09.02.2013 01:59 / cy

ドイツのリヒャルト・フライタークが、日曜日のW杯ヴィリンゲン大会で予選トップとなった。地元ヒーローのフライタークは、130mを飛んで107ポイント。予選2位はスロベニアのピーター・プレビッチ130.5m/104.9ポイント、日本の伊東大貴が133m/104.5ポイントで3位につけた。

また、伊東の他の日本選手3名もいいジャンプを見せ、小林潤志郎 (127 m; 95.2 ポイント)、竹内拓(126 m; 92.7 ポイント)、清水礼留飛(123 m; 91.5 ポイント)が、予選トップ20入りを果たした。

 

ドイツチームは全員が個人戦予選を突破。この日のパフォーマンスは、ヴェルナー・シュスター ヘッドコーチ率いるドイツチームの団体戦への意欲も証明された。トップのフライタークの他、アンドレアス・ヴェルナー(122 m; 88.7 ポイント)、ミヒャエル・ノイマイヤー(120 m; 87.8 ポイント) が21位と22位。アンドレアス・ヴァンクh 27位、カール・ガイガー28位、マルティン・シュミット29位と、いずれも安定したジャンプだった。

 

 

スイス若手好調

予選ラウンド1番目の競技者だったパスカル・ケーリンは、力強いジャンプで126mを飛んで、しばらくトップをキープ。スイスの20歳ケーリンは、23位で日曜日の本戦へと駒を進めた。スイスの若手もう一人キリアン・パイアーも、117m/77.4ポイントで39位タイとなり本戦に進んだ。グレゴア・デシュヴァンデンは111.5m、トータル62.8ポイントと、最近の好調を続けることができず予選落ち。

 

フィンランド勢 不調のトンネルを抜ける

フィンランド人選手3人もヴィリンゲンの 個人戦予選を突破。ペッカ・ニーメラー ヘッドコーチはこの結果と同時に、アンシ・コイブランタのカムバックにも満足したはずだ。ノルディックコンバインドのスーパースターだったコイブランタは、119m (83.1ポイント)で32位。またラウリ・アシカイネン(124.5 m; 88.8 points)、サミ・ハイスカネン(119.5 m; 79 points)が予選を通過した。

 

ポーランドチームのルカシュ・クルチェック ヘッドコーチにとっては嬉しい一日となった。プラニッツァのCOC優勝でチーム入りしたステファン・フーラ(116m; 71.9 ポイント)、マチェイ・コット (114.5 m; 71.6 ポイント)が45位と46位。ダヴィド・クバッキはスイスのパイアーと同ポイントで39位タイで本戦に進んだ。ポーランド勢トップは、ピオトル・ジーラの24位(123m/86.6ポイント)だった。

 

 

イタリアチームは選手4名全員が個人戦本戦に進んだ。アンドレア・モラッシ(128.5 m; 98.7 ポイント)、セバスチャン・コロレド (125.5m; 96.1 ポイント)が予選トップ10入り。 ダヴィド・ブレサドラとロベルト・デラセガも予選を通過して、母国での世界選手権を控えたイタリア勢としては好成績となった。

 

シュリーレンツァウアー 金曜日は飛ばず

グレゴア・シュリーレンツァウアーは公式トレーニングには参加しなかった。予選免除者の中での最長飛距離は、ノルウェーのアンダース・ヤコブセン(140.5 m) と、ハラコフ大会には出場しなかったアンダース・バルダル(133 m)。 ホーム観衆の目の前で、セヴェリン・フロインドは131.5m。シモン・アマン 130m、ヤン・マトゥラ128mと、いずれも好ジャンプを見せた。

 

ギリシャ選手デビュー

この日の予選で、ニコ・ポリクロ二ディスがW杯デビューを果たし、104.5m/50.1ポイントで55位となった。

 

渡瀬とゾグラフスキーに危険な場面

日本の渡瀬雄太とブルガリアのブラディミール・ゾフラフスキーは風と降雪の影響を受けて空中で苦しみ、予選を通過できなかった。

 

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