シュミットとコイブランタ ヴィリンゲン大会に出場
ヴェルナー・シュスター ヘッドコーチ率いるドイツチームは、FISチームツアーの一部としてホームの観衆の前で5試合を戦う。選手たちにとっては更なるモチベーションであるが、かかる期待も高い。
ヴェルナー・シュスター コーチは、ヴィリンゲン、クリンゲンタール、オーベルストドルフでの大会で、トップ争いをし、チームツアー総合優勝を狙っている。「ヴィリンゲンで良い位置につけたい。そうすれば賞金10万ユーロは初めてドイツを離れなくてすむ。」と、オーストリア人コーチのシュスターは、ドイツスキー連盟の出したメディアリリースで語った。
目標を成功させるためにシュスター コーチは、チームツアーをベストチームでスタートする。セヴェリン・フロインド、リヒャルト・フライターク、ミヒャエル・ノイマイヤー、アンドレアス・ヴァンク、アンドレアス・ウェリンゲン、マルティン・シュミット、カール・ガイガーの7名が、ヴィリンゲン大会に出場する。シュミットとガイガーにとっては、世界選手権代表入りのチャンスとなる。「世界選手権の直前にも、その技術を証明するチャンスは与えられる。マキシミリアン・メヒラーは、オーベルストドルフでのフライングW杯チームに入るだろう。」とシュスター。
もちろん、ベテランのマルティン・シュミットは地元ファンの目の前で世界選手権代表の権利を手にしたい。「特にホームの観衆の前で飛ぶのはうれしいこと。ファンにとってウィリンゲンはW杯スキージャンプのパーティー会場のような存在。選手にとってはもちろん違うが、ジャンプ台で特別な雰囲気を味わえるし、それが楽しみだ。ジャンプ週間でのパフォーマンスを分析して、最高の調子でドイツファンに自分のパフォーマンスを見せたい。」
コイブランタ W杯にカムバック
次の大会のフィンランドチームのメンバーも発表された。ヘッドコーチのペッカ・ニーメレは、ヴィリンゲン大会チームとして、ラウリ・アシカイネン、オリ・ムオトゥカ、サミ・ヘイスカネン、そしてアンシ・コイブランタを選んだ。つまりコイブランタは、11月に膝の手術をして以来となるW杯カムバックを果たすことになる。
クリンゲンタール大会は、アシカイネン、コイブランタ、ムオトゥカが出場、オーベルストドルフ大会にはアシカイネン、ムオトゥカ、ヘイスカネンが出場する。スキーフライング競技に出場する4選手は、後日選ばれる。