W杯ラハティ第1戦Vでニカ・プレウツの総合優勝確定

作成: 05.03.2026 18:38 / hn

スキージャンプワールドカップ・ラハティ大会(フィンランド)で3月5日(木)、女子ラージヒル個人第1戦が開催され、スロベニアのニカ・プレウツ(20歳)が更なる勝利を挙げ、早くもワールドカップ総合優勝を確実にした。

プレウツにとっては今季15勝目となり、並外れた好成績のシーズンとなっている。

 

フィンランド、ラハティの歴史あるスキースタジアムに集まった数千人の観客を前に、ニカ・プレウツ(スロベニア)はまたも圧倒的パフォーマンスを見せた。

プレウツは2本とも強いジャンプを収め、他の選手にチャンスを与えなかった。

 

2位はノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームだった。ミラノ・コルティナ冬季五輪で金メダル2冠を果たしたストロームは、今日も安定したジャンプを見せたものの、プレウツには飛距離でも飛型点でも敵わなかった。

 

日本の丸山希は、2本目で追い上げて3位となり、表彰台入りを果たした。

 

この勝利でプレウツは3シーズン連続のW杯総合優勝を決めたことになり、歴史的瞬間となった。

スキージャンプではこのような圧倒的連勝を飾れるのはめったにないことで、シーズンを通したプレウツの卓越した強さを強調する事実だ。

 

今日のラハティ・ラージヒル(ヒルサイズ130m)は変わりやすい風が吹いており、選手たちには高い技術が要求され、スリリングな試合となった。

難しい条件に苦戦している選手もいたが、そんな中でもニカ・プレウツは完璧なタイミングでジャンプを成功させた。

プレウツは特に2本目のジャンプで、素晴らしい飛型とテレマークで圧倒的強さを見せつけた。

 

ドイツからは今日のトップだったセリーナ・フライタークが6位に入り、貴重なW杯ポイントを加算した。

 

ジャンプ女子にとって、ラハティ大会はW杯カレンダーの中でも伝統的に大事なイベントとなっている。

フィンランドのウィンタースポーツセンターで行われる今大会は、シーズンの中でも最も伝統的な大会の一つで、ラハティで100年以上前から開催されている高名なスキー大会の一部となっている。

毎年このラージヒルを舞台に、W杯総合の貴重なポイントを加算すべく世界のトップジャンパーが競う。

 

3月5日(木)の第1戦に続き、早くも6日(金)にはW杯ラハティ女子第2戦が行われる予定となっている。

 

ニカ・プレウツはフィンランドでの勝利で、現在の女子スキージャンプ界を支配する選手であることを決定的に証明した。技術、勇気、そして安定性を含めた総合的強さを持つニカ・プレウツは、ここ数年で最も成功した女子ジャンパーだ。

 

女子スキージャンプのワールドカップはもう終盤に差し掛かっているが、W杯総合優勝のクリスタルトロフィーは今季もニカ・プレウツが手にすることが既に確定している。それでも他の選手たちは残りの試合で、プレウツに対抗し連勝を止めるべく臨んでくるはずだ。

 

 

W杯女子ラハティ第1戦:リザルト(2026年3月5日)

順位 ビブ 名前 飛距離 1 飛距離 2 合計
1. 42 Prevc, Nika 128.5 124.5 296.7
2. 39 Stroem, Anna Odine 123.0 121.5 282.5
3. 41 丸山希 123.5 120.5 270.8
4. 31 Kvandal, Eirin Maria 119.5 117.0 260.7
5. 40 Eder, Lisa 119.5 117.0 259.4
6. 38 Freitag, Selina 118.5 116.5 258.8
6. 23 Hansen, Gyda Westvold 126.5 127.5 258.8
8. 28 伊藤有希 119.0 117.5 256.8
9. 25 Opseth, Silje 121.5 118.5 255.7
10. 35 高梨沙羅 119.0 114.0 254.2
11. 37 Strate, Abigail 117.0 121.5 251.1
12. 32 Traaserud, Heidi Dyhre 117.0 120.5 249.5
13. 33 Vodan, Nika 114.0 120.0 244.5
14. 22 Westman, Frida 122.5 122.5 244.1
15. 21 Rautionaho, Jenny 121.0 109.5 239.5
16. 29 勢籐優花 118.5 114.5 239.1
17. 36 Reisch, Agnes 112.5 117.5 233.5
18. 26 宮嶋林湖 115.0 116.0 227.7
19. 27 Seyfarth, Juliane 117.5 110.5 227.2
20. 24 Sieff, Annika 112.5 112.0 222.3
21. 30 Muehlbacher, Julia 104.0 113.5 215.5
21. 19 Pagnier, Josephine 114.0 112.0 215.5
23. 18 Belshaw, Annika 108.5 114.5 212.3
24. 17 Komar, Katra 110.0 114.5 211.3
25. 34 Schmid, Katharina 107.5 112.5 210.9
26. 3 Klinec, Ema 102.5 120.0 207.9
27. 16 Midtskogen, Ingvild Synnoeve 110.0 113.5 207.7
28. 15 Hollandt, Anna 106.5 113.0 205.4
29. 20 Twardosz, Anna 109.0 110.5 203.8
30. 12 Maurer, Nicole 107.5 110.5 198.8
31. 14 Arnet, Sina 106.0   87.6
32. 7 Bodlaj, Taja 103.0   87.4
33. 10 Kykkaenen, Julia 100.5   83.1
34. 6 Wiegele, Hannah 97.0   78.7
35. 11 Zanitzer, Martina 96.5   77.2
36. 9 Jesenko, Jerica 89.5   61.2
37. 5 Chervet, Emma 90.0   61.1
38. 8 Torazza, Emely 88.5   60.6
39. 2 Buff, Simone 87.5   54.8
40. 1 Geraghty-Moats, Tara 85.5   51.4



※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。