10年ぶりのスウェーデン大会
2015年に開催されたノルディックスキー世界選手権以来のスキージャンプワールドカップが、スウェーデンのファールンにて開催される。
最後にファールンでワールドカップの試合が行われたのは2014年2月26日で、当時優勝したのはドイツのセヴェリン・フロインド、2位がスロベニアのペーター・プレウツ、3位は日本の葛西紀明だった。
ファールンは1979/80シーズンからワールドカップが開催されていた伝統ある場所だったが、2001/02から2013/14の12年の間ワールドカップが行われなかった。
そしてまた10年の時がたち、今週またワールドカップ復活となる。
11月25日(火)に行われるファールン戦は、2025/26シーズン中、唯一の男子ノーマルヒル戦となる。
スキージャンプW杯 男子ファールン大会:日程
2025年11月25日(火)
09:00(日本時間 17:00)ノーマルヒル・公式練習
11:00(日本時間 19:00)ノーマルヒル・予選
15:10(日本時間 23:10)ノーマルヒル・本戦
2025年11月26日(水)
09:00(日本時間 17:00)ラージヒル・公式練習
11:00(日本時間 19:00)ラージヒル・予選
15:10(日本時間 23:10)ラージヒル・本戦
Liveリザルト スキージャンプW杯男子ファールン大会
ファールン・ラージヒル (ヒルサイズ 132m)
日本の小林陵侑は、リレハンメルでの開幕戦で5位、第2戦で優勝し、ワールドカップ(W杯)総合リーダーとしてファールン大会に参戦する。
小林は現時点でW杯個人戦通算36勝を挙げており、歴代ランキングのヤンネ・アホネン(フィンランド)の記録に並んだ。
アダム・マリッシュとカミル・ストッフ(ともにポーランド)の39勝に並ぶには、あと3勝が必要だ。
それに加え、小林は前回の冬季五輪(2022年北京オリンピック)ノーマルヒル戦で金メダルに輝いている。
ファールン大会では週末(11月28日と30日)に女子の個人戦が予定されている。
ジャンプ男子はチャーター便でフィンランドのルカへと移動し、11月29日・30日に開催予定の個人戦に臨むことになっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。