シーズン開幕!男女混合団体戦 日本が勝利
11月21日(金)、2025/26シーズン最初の試合となる男女混合団体戦がノルウェーのリレハンメルで開催され、日本チームが優勝した。
日本チームは丸山希、伊藤有希、二階堂蓮、小林陵侑のチーム編成で臨み、スロベニアチームを2位に、オーストリアチームを3位に抑え、勝利を決めた。
ドイツチームは4位だった。
夏季から好調だった日本チームは、その強さを冬季開幕にうまくつなげシーズンスタートを切った。
特にサマーグランプリで総合優勝を果たした丸山希は、今シーズン最初の試合で圧倒的強さを見せた。
伊藤有希は夏季はあまり振るわなかったものの、冬季開幕のタイミングに合わせてトップパフォーマンスで戻ってきた。
伊藤有希(31歳)は「私達にとって本当に素晴らしい試合になった。自分のジャンプの前は、ものすごく緊張して心臓が飛び出そうだったけど、チームの皆の応援もあってうまくいった」と、喜びを伝えた。
日本チームと2位のスロベニアチームの差は最終的に8.9ポイントだった。
スロベニアはニカ・プレウツ、ドーメン・プレウツ、ティミ・ザイツ、ニカ・ヴォダンのチーム編成で臨み、それぞれ好成績を収めた。
オーストリアチームは、リサ・エーダー、ユリア・ミュールバッハー、ヤン・ホアル、シュテファン・クラフトの4人で3位入賞を決め、まずまずのシーズン開幕となった。
マリタ・クラマーとジャックリーン・ザイフリーツベルガーが引退し、エヴァ・ピンケルニッヒが怪我で欠場していることを考慮すると、 今日のオーストリアの成績は特に高く評価されるべきだ。
中でも強いパフォーマンスを見せたヤン・ホアルは「昨日の自由練習の時は、まだうまくいかなかったけれど、今日は最初から好調だった。今日の満足度は90%ぐらい。着地がまだイマイチだけど、どうすれば良いかは分かっているから、明日はもっとうまくやらないと」と、個人戦への意欲を見せた。
ドイツチームは4位
上位3チームはかなり接戦だったが、3位のオーストリアと4位のドイツとの点差は実に31.5ポイントも離れていた。
ドイツはカタリーナ・シュミット、セリーナ・フライターク、フィリップ・ライムンド、フェリックス・ホフマンのチーム編成だった。
5位はノルウェー、6位はポーランド、7位はフィンランドだった。
大健闘を見せたカナダが8位、アメリカが9位、10位がイタリア、11位がスイス、そして12位がフランスだった。
11月22日(土)と23日(日)には、男女それぞれ個人戦が開催される。
両日とも女子個人戦は12:00(日本時間20:00)から、男子個人戦は16:00(日本時間 翌0:00)から試合開始予定となっている。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。