女子ヴィケルスン第2戦は中止、RAW AIR総合はニカ・プレウツ
作成: 16.03.2025 21:25
/ hn

スキーフライングワールドカップ・ヴィケルスン大会(ノルウェー)で、3月16日(日)に予定されていた女子第2戦は、開始予定時間にコロコロ風向の変わる強風が吹いており中止を余儀なくされた。
審判団は開始時間を2度も組み直したが、風は良くならず、危険すぎる状況は変わらなかった。
スキーフライングでは特にスピードが速く、選手たちが飛ぶ高度が高いため、風が出ると特に危険だ。
今日予定されていた第2戦は中止となったが、スロベニアのニカ・プレウツが「女子RAW AIR ノルウェーツアー」の総合優勝を文句なしで決めた。
プレウツは3月13日(木)のスキージャンプ・オスロ戦と15日(土)のスキーフライング・ヴィケルスン第1戦の両試合で優勝した。
RAW AIR総合の2位・3位には、ノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームとエイリン=マリア・クヴァンダルの二人が続いた。
昨日二十歳の誕生日を迎えたばかりのニカ・プレウツは、現在向かうところ敵なしの状態で、早くも女子ワールドカップの総合優勝が確実となっている。
ジャンプ女子は、来週末に予定されているラハティ大会(フィンランド)でシーズンファイナルを迎える。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。
