W杯男子リレハンメルNH クラフト予選1位、小林陵侑3位

作成: 01.12.2023 20:47 / hn

12月1日(金)、ワールドカップ男子リレハンメル大会(ノルウェー)でノーマルヒル戦の予選が行われ、先週末の開幕戦で2連勝を飾ったシュテファン・クラフト(オーストリア)が1位になった。 
ヒルサイズ98mのリレハンメル・ノーマルヒルでクラフトは、アンドレアス・ヴェリンガー(ドイツ)を2位に、日本の小林陵侑を3位に抑えた。

99mのジャンプを決めたクラフトは、「ノーマルヒルでこんなにうまくいって自分でも驚いているけど、もちろん嬉しい」と、話した。 

シュテファン・クラフトは先週末のルカ大会(フィンランド)で鮮やかな2連勝を遂げて、通算100回目の表彰台入りを祝った。

通常であればクラフトはシーズン初めは割と慎重にスタートし、冬が深まるにつれて調子を上げていたが、今季は最初から好調だ。

フィンランドでの開幕戦で好調だったドイツチームが今回も好調で、軒並み上位に入った。2位のアンドレアス・ヴェリンガーに続き、4位がフィリップ・ライムンド、5位がシュテファン・ライエ、 6位がピウス・パシュケ、8位がカール・ガイガーだった。

唯一小林陵侑(日本)だけがドイツ勢の間に割り込むことができて3位となった。

ブルガリアのヴラディミル・ゾグラフスキが11位、ノルウェーのトップだったヨハン=アンドレ・フォアファングは12位、スイスのグレゴア・デシュヴァンデン は13位だった。

 

凍てつく寒さの中で行われた今日の予選で、ポーランドチームは開幕戦よりは良くなったものの、上位にはまだ大きく水をあけられており、トップのピオトル・ジワでも17位だった。


イタリアチームは今日も好調で、全4人が本戦進出を決めた。

 

12月2日(土)にはノーマルヒル戦が開催され、3日(日)にはラージヒル戦(ヒルサイズ140m)が予定されている。

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差は−8時間です。

 

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