クリンゲンタール男女混合団体戦 ノルウェーがV、日本4位
10月1日(土)、FISサマーグランプリ・クリンゲンタール大会(ドイツ)で、団体競技としては22年夏季最後となる男女混合団体戦が行われ、ノルウェーチームが優勝した。2位はドイツ、3位はスロベニアだった。日本チームは4位だった。
会場のフォクトランド・アリーナは雨模様だったが、10チームが参戦した今日のミックスチーム戦はこの上なくスリリングな展開となった。
まず、優勝を有力視されていたスロベニアチームの1番ジャンパーエマ・クリネッチがスーツで失格となり、全てのチャンスがついえたかのように見えた。しかし、その後ウルサ・ボガタイ、アンツェ・ラニセク、ティミ・ザイツが好ジャンプを収め、更に1本目の失格を乗り越えてエマ・クリネッチが見せた2本目は本当に素晴らしく、上位争いに食い込んできた。1本少ない7本のジャンプでの勝負となりながらも、鮮やかな追い上げを見せて最終的に表彰台入りを果たした。
日本は4位
日本チームは、伊藤有希、中村直幹、勢籐優花、小林陵侑の4人で臨んで4位となった。
オーストリアが5位、イタリアが6位、フィンランドが7位、スイスが8位だった。
2022年 サマーグランプリ・ファイナル
10月2日(日)には、2022年夏季を締めくくる個人戦が開催される。
女子個人戦は12:30(日本時間19:30)から、男子個人戦は16:05(日本時間23:05)からスタートする予定だ。
女子は、すでにスロベニアのウルサ・ボガタイのグランプリ総合優勝が確実となっている。
男子は、ポーランドのダヴィド・クバツキが2位のマヌエル・フェットナー(オーストリア)に70点差で首位につけている。
スキージャンプ男子2022年サマーグランプリ:個人総合成績
スキージャンプ女子2022年サマーグランプリ:個人総合成績
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス7時間です。