シーズン開幕戦!注目データ

作成: 18.11.2021 13:54 / sk

いよいよ2021/22ワールドカップシーズン開幕!

開幕戦 ニジニ=タギル大会(ロシア):注目データ

 

ハルヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)

- グランルードは2020/21シーズンでワールドカップ(W杯)総合優勝を飾った。ノルウェー人としては、ヴェガール・オパース(1986/87)、エスペン・ブレーデセン(1993/94)、アンデッシュ・バルダル(2011/12)以来、4人目の総合優勝だった。

- グランルードが再度総合優勝を果たせば、複数回のシーズンを制覇する初めてのノルウェー人となる。

- 最近で連続W杯総合優勝を挙げたのは、フィンランドのヤンネ・アホネン(2003/04と2004/05)だ。

- グランルードはW杯通算11勝で、ロアル・ヨケルソイが持つノルウェー記録に並んだ。

- グランルードは2020/21のジャンプ週間を4位で終えた。ノルウェー勢で最近ジャンプ週間を制覇したのは、2006/07のアンデッシュ・ヤコブセンだった。

- グランルードは前季、ニジニ=タギル大会の両試合で優勝した。

 

カミル・ストッフ(ポーランド)

- カミル・ストッフはこれまでに2度、2013/14と2017/18にW杯総合優勝を飾った。

- ストッフは、2020/21シーズンに3度目のジャンプ週間総合優勝を果たした(2016/17と2017/18にも優勝)。ストッフより多くジャンプ週間の総合優勝を飾ったことがあるのはヤンネ・アホネン(5回)とイェンス・ヴァイスフロッグ(ドイツ、4回)の二人だけだ。

- W杯個人戦通算39勝のストッホはアダム・マリッシュ(ポーランド)と共に、優勝記録3位となっている。1位はグレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア、53勝)、2位はマッチ・ニッカネン(フィンランド、46勝)だ。

 

小林陵侑

- 小林陵侑は、初めてヨーロッパ人選手以外でW杯総合優勝を果たした(2018/19)。

- 2018/19シーズンのジャンプ週間で小林陵侑は、ヨーロッパ以外の選手として二人目のジャンプ週間総合優勝を果たした(1997/98シーズンに船木和喜が日本人初ジャンプ週間総合優勝)。

- 現在W杯通算19勝の小林は、葛西紀明が持つ日本記録にあと1勝まで迫っている。



- シュテファン・クラフト(オーストリア) 2016/17と2019/20にW杯総合優勝を飾ったクラフトは、3度目の総合優勝を狙える。これまでに、3回以上の総合優勝を果たしたのは、マッチ・ニッカネン(4回)、アダム・マリッシュ(4回)、アンドレアス・ゴールドベルガー(オーストリア、3回)の3人だけだ。

- クラフトがあと1回表彰台入りを遂げれば、W杯通算表彰台数100回を上回る5人目のジャンパーとなる。これまでに100回以上表彰台に上がっているのは、ヤンネ・アホネン(133回)、シュリレンツァウアー(124回)、カミル・ストッフ(108回)、トーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア、107回)の4人だ。

 

- ヨハン=アンドレ・フォアファング(ノルウェー) これまでのニジニ=タギル大会でフォアファングは表彰台に4回上がっている。彼がそれ以上の成績を挙げた場所はスロベニアのプラニツァだけだ。

 

- ロシア人選手でW杯優勝を挙げたことがあるのはイェフゲニー・クリモフただ一人だ。クリモフは2018/19の開幕戦(ポーランド・ヴィスワ)で優勝した。

 

- 40歳のシモン・アマン(スイス)にとっては、25回目のW杯シーズンスタートとなる。アマンは1997年12月、16歳の時にデビューした。