RAW AIR:連日コロナの影響

作成: 11.03.2020 10:25 / hn

スキージャンプ・ワールドカップと現在開催中のRAW AIR(ローエア)ノルウェーツアーも、新型コロナウィルスの影響を顕著に受けている。選手、ファン、スタッフ、そして役員が、予定変更やウィルスによる制限に直面しない日は一日もない。

2020年RAW AIRの残りの2会場となるトロンハイムとヴィケルスンでも、スタジアムへの観客の出入りが禁止されることになった。

まずは当局から、最後のヴィケルスン・スキーフライング大会でのアルコール禁止と催し物禁止のお達し届いた。その後、3月10日(火)の18:00にノルウェー全土に亘る「500人以上のイベントの禁止」という新しい通達が届いた。この規模には当然RAW AIRも該当し、トロンハイム大会とヴィケルスン大会は無観客での開催を余儀なくされることになった。
これでRAW AIRの全4会場のうち、3会場で無観客開催となり、ツアー全体が大打撃を受けている。
「日毎に新しく要求される物流管理の課題に加えて、経済的な影響は計り知れない。まだ具体的な全貌は見えていないけれど、私達全員にとって大きな痛手だ」と責任者の一人が話した。

オリジナルメッセージ:
"Due to new guidelines from the Norwegian Institute of Public Health issued Tuesday evening the events in Trondheim and Vikersund will be without general admission and spectators".