W杯女子ルシュノフ大会 ホルツルが予選1位
1月24日(金)、スキージャンプ女子ワールドカップ・ルシュノフ大会(ルーマニア)で、第1戦のための予選が行われ、オーストリアのキャラ・ホルツルが1位になった。ヒルサイズ97mのルシュノフのノーマルヒルで、ホルツルは97mのジャンプを決めて、チームメイトのエヴァ・ピンケルニッヒ(94.5m)を2位に、ノルウェーのマーレン・ルンビュ(92m)を3位に抑えた。
オーストリア女子は、先週末の蔵王大会で見せた強さをそのまま引き続きルシュノフでも見せた。
キャラ・ホルツルとエヴァ・ピンケルニッヒがルシュノフ第1戦の予選でも1位・2位に並び、今大会でも優勝有力候補であることを改めて示した。
ワールドカップ(W杯)総合首位につけている金メダリストのマーレン・ルンビュ(ノルウェー)は、日本戦と同様に少し遅れをとった。
ルンビュはホルツルに8.4点差、ピンケルニッヒに1.9点差だった。
4位には現在スロベニアトップのエマ・クリネッチが入った。
ドイツのカタリーナ・アルトハウスとユリアーネ・サイファートは5位と6位となり好成績を収めた。
他にもルイザ・ゴルリッヒ(21位)、スヴェニャ・ヴュルト(23位)、セリーナ・フライターク(25位)、アグネス・ライシュ(32位)の全員が土曜の本戦進出を決めた。
日本チームからは、丸山希が7位、高梨沙羅がノルウェーのアンナ=オディーヌ・ストロームと同点で9位、伊藤有希が15位、勢籐優花が26位に入った。
ポーランドチームからも3人全員が予選を通過した。アンナ・トワルドシュ、ヨアンナ・シュワブ、キンガ・ライダの3人が土曜の本戦に参戦することになった。
それに対し、ダニエラ・ハラランビーにとっては厳しい結果になった。ルーマニアのハラランビーは、予選のジャンプが終わった後の検査でスキー板が長すぎ規定外とされ、失格となった。二人目のルーマニア人選手、アンドレア=ディアナ・トラムビタスも45位となり、上位40人による本戦進出を逃した。
W杯女子ルシュノフ大会の第1戦は、1月25日(土)13:00(日本時間21:00)から開催される予定となっている。
そして26日(日)には11:30(日本時間19:30)から第2戦の予選、13:00(日本時間21:00)からは本戦が行われることになる。
※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。