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スティヤネン:RAW AIR後の引退を表明

作成: 08.03.2019 17:05 / sk

3月8日(金)の午後、アンドレアス・スティヤネン(ノルウェー)は、スキージャンパーとしてのキャリアを今回のRAW AIRノルウェーツアーの後に終えることを表明した。

「このことは夏から秋、冬にかけて考えていた。自分のベストは尽くしてきた。家に居る時に、チームの皆をテレビで観戦するのも、自分で参戦するのも同じぐらい楽しいということに気がついた。それで終わりにしようと思った」と30歳スティヤネンは、ノルウェー・スキージャンプチームのFacebookでビデオメッセージとして伝えた。

 

アンドレアス・スティヤネンは、今シーズンも最後まで参戦せず、2週間後にプラニツァで開催されるファイナルにも参加しないことになった。

「RAW AIRの後に引退したら、キャリアの最後はホームで迎えることができる」

 

スティヤネンがワールドカップファイナルを前に引退すると決心したのには、数週間前のフィンランド・ラハティ戦での大転倒も理由に挙げられる。「(転倒は)引退する決め手にはならなかったけれど、プラニツァに参戦しないことの決め手にはなった。思っていたより長く頭に残るもの」と説明した。

 

これからのキャリアについてはまだはっきりしていない。「まずはゆっくり家で過ごして、その後に大学に行くか仕事を探すことにする。スリリングな春になりそう」

 

アンドレアス・スティヤネン:成績

 

これでアンドレアス・スティヤネンは、2009年12月リレハンメル戦でのワールドカップデビュー以来9年以上のスキージャンパーとしてのキャリアを締めくくることになる。これまでに個人戦164試合に参戦したスティヤネンは、2018年1月のバート・ミッテルンドルフ(オーストリア)スキーフライング戦で唯一の1勝を挙げた。

 

スティヤネンのジャンパー人生の中で特別大きなハイライトは、2018年平昌冬季オリンピックの団体戦で金メダルに輝いたことだろう。2018年スキーフライング世界選手権オーバーストドルフ大会の団体戦でもスティヤネンは金メダルを獲った。ノルディックスキー世界選手権では2017年ラハティ大会の団体戦で2位、2019年ゼーフェルト大会の団体戦でも3位で表彰台に上がっている。

 

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