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W杯男子オスロ大会:注目データ

作成: 07.03.2018 18:53 / sk

 

カミル・シュトッホ(ポーランド)は、先週日曜(3月4日)のワールドカップ(W杯)ラハティ個人戦で今季5勝目となる勝利を飾った。シュトッホがもっと多く優勝したシーズンは、2013/14(6勝)と2016/17(7勝)だけである。

オリンピック金3冠のシュトッホは、これで既にW杯通算27勝を挙げたことになる。あと1勝すれば、歴代勝数ランキング6位のマーティン・シュミット(独、通算28勝)に並ぶことになる。

オスロのホルメンコーレン・ジャンプ競技場で行なわれる団体戦でも、カミル・シュトッホを擁するポーランドチームは優勝を有力視されている。ポーランドチームは今シーズンの団体戦で既に4回表彰台に上がっており、昨年のオスロ大会では3位だった。

 

ホルメンコーレンで待望の勝利を挙げたいノルウェー

もう14年もの間、ノルウェーのジャンパーがホルメンコーレンで優勝したことはない。

オスロ戦で開催国ノルウェーの選手が最後に優勝したのは、2004年のロアル・ヨケルソイだった。
ノルウェーの選手が、ノルウェー国内で行なわれたW杯で最後に優勝を飾ったのは、2015年12月のリレハンメル戦でケネス・ガグネスが優勝した時だ。現在ガグネスは怪我で欠場している。

 

W杯オスロ大会の団体戦で、ノルウェーチームが優勝したことはまだ一度もない。
しかし、今年は勝算がかなりあると言えるだろう。ヘッドコーチのアレクサンダー・シュトックルが率いるノルウェーチームは、最近行なわれたW杯団体戦の全7試合で表彰台に上がっている(1位5回、3位2回)。

 

今シーズンのこれまでの間に強豪ノルウェーチームの中から4人の選手がそれぞれW杯1勝を祝っている。
アンダース・ファンネメルはエンゲルベルク戦で、アンドレアス・スティエルネンはバート・ミッテルンドルフ戦で、ダニエル=アンドレ・タンデとヨハン=アンドレ・フォアファングはヴィリンゲン戦で優勝した。
それに対し、平昌オリンピックの団体戦で選抜され、チームで金メダルを取ったロバート・ヨハンソンはまだW杯初優勝を果たしていない。

 

再び表彰台に返り咲きたいオーストリア

昨シーズンは、オーストリアのシュテファン・クラフトが第1回RAW AIRノルウェーツアーの総合優勝を飾った。当時、RAW AIRオスロ戦とトロンハイム戦で優勝した時以来、クラフトはW杯で優勝できないでいる。
シュテファン・クラフトの今季の自己最高成績は3位(4回)となっている。

アンドレアス・ヴェリンガー(独)は、W杯で通算24回表彰台に上がっており、もう1回上がることができれば、表彰台25回を果たす6人目のドイツ人ジャンパーとなる。
マルクス・アイゼンビッヒラーは、先週末のラハティ戦で2位に入賞した。
これで今シーズンに表彰台に上がったドイツ人選手は、リヒャルト・フライタークとアンドレアス・ヴェリンガーと合わせて計3人となった。

今シーズンに入ってこれまでに10人の選手がW杯で優勝を飾っている。
1勝以上を挙げているのは、カミル・シュトッホ(5勝)とリヒャルト・フライターク(独、3勝)だけだ。

今季よりもっと多くの勝者を出したのは、最近では13人が優勝した2014/15シーズンだった。
最高記録は、第1回W杯が開催された1979/80シーズンで、16人の優勝者を出した。

 

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