クルシュベルでのグランプリシリーズ第３戦、ポーランドのダヴィッド・クバッキが優勝した。133.5mと127m、274.2ポイントで2位に入ったチームメイトのマルチェイ・コットに大差を付けた。3位には同点でロシアのデニス・コルニロフとチェコのローマン・コウデルカが入り、表彰台をものにした。
クバッキにとっては今季3勝目、通勝５勝目になる優勝。１本目は133.5mでその日の最長不倒。「まだまだ小さなミスが多くて完璧ではない。自分自身では100％満足しているわけではない。Iでも優勝できるレベルレベルでジャンプできていることは嬉しい。願わくばミスをなくして冬のスタートを切りたいと思っている。」とクバッキは大会後にコメントした。
ポーランドチームのヘッドコーチ、シュテファン・ホルンガッハーにとってはこの夏すでに2回目のワンツーフィニッシュ。2位に入ったマルチェイ・コットは、「予選でミスがあっただけに、今日は自分のジャンプに満足している。試合条件は時によっては強い追い風の状況だったのでとても難しかったが、ジャンプさえ良ければ問題ないと思う。一週末オフになるのを楽しみにしていたので、その前にいい成績を嬉しい。」と話した。
ドイツチームベスト、ウィリンゲン出身のシュテファン・ライへは安定した良いジャンプを見せ、ドイツ主力選手としての成長を見せ、５位入賞。カール・ガイガーとアンドレアス・ヴァンクは21位と25位。オーベルストドルフのコンスタンティン・シュミッドは27位、初めてのグランプリ大会出場にして堂々のTOP30入りを果たした。ポーランドチームはツィラが6位、9位にはシュテファン・フーラが入り、素晴らしいチーム力を見せつけた。
Maciej Kot, Dawid Kubacki
ロシアとイタリア、好戦
デニス・コルニロフは午前中のトレーニングと予選から良いジャンプをみせていたが、それを証明するように3位（同点3位でローマン・コウデルカが入賞）。「3位で表彰台にあがれたのは自分でも予想していたなかったので本当に驚いている。今日は息子の誕生日なので嬉しいプレゼントになった。先週のトレーニングで空中での流れを改善してきたのが良かったと思う。冬で成功するにはまだまだやらなければならないことが沢山ある。」、コルニロフはそう語った。コルニロフだけではなくミハール・ナザロフは18位とロシアチームは好成績を残した。ルーカシュ・クルチェック率いるイタリアチームもまたブレサドーラの12位、コロレドの14位と好成績を残した。
オーストリアはというと、マニュエル・フェットナーが8位、シュテファン・クラフトが10位で強豪オーストリアとしては物足りないもののまずまずの戦績だった。
グランプリ総合はダヴィッド・クバッキが300点でリード、マルチェイ・コットが210点で2位、シュテファン・ライヘが3位。
グランプリ大会は１週末をあけて8月26—27日、日本の白馬で開催される。
Kubacki, Dawid (POL)
Peier, Killian (SUI)
Polen
Hinterzarten
Kubacki, Dawid
(POL)
Hinterzarten
| 01 | Kraft, S. |  |
2149 | 0 |
| 02 | Kobayashi, R. | |
1673 | 0 |
| 03 | Wellinger, A. | |
1488 | 0 |
| 04 | Hoerl, J. | |
1140 | 0 |
| 05 | Prevc, P. | |
1071 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Österreich | |
8149 | 0 |
| 02 | Slowenien | |
5142 | 0 |
| 03 | Deutschland | |
5022 | 0 |
| 04 | Norwegen | |
4360 | 0 |
| 05 | Japan | |
3275 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Pinkelnig, E. | |
244.9 | |
| 02 | Loutitt, A. | |
242.1 | |
| 03 | Prevc, N. | |
235.6 | |
| 04 | Takanashi, S. | |
232.2 | |
| 05 | Bjoerseth, T. | |
229.1 | |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Prevc, N. | |
1454 | 0 |
| 02 | Pinkelnig, E. | |
1305 | 0 |
| 03 | Loutitt, A. | |
1030 | 1 |
| 04 | Ito, Y. | |
1018 | 1 |
| 05 | Seifriedsberger | |
935 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Österreich | |
3891 | 0 |
| 02 | Slowenien | |
3442 | 0 |
| 03 | Japan | |
2386 | 0 |
| 04 | Norwegen | |
2280 | 0 |
| 05 | Deutschland | |
1967 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Ortner, M. | |
1243 | 0 |
| 02 | Schuster, J. | |
1195 | 0 |
| 03 | Moerth, F. | |
806 | 2 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Kvandal, E. | |
1790.4 | 0 |
| 02 | Opseth, S. | |
1638.4 | 5 |
| 03 | Pinkelnig, E. | |
1634.9 | 1 |
| 04 | Schmid, K. | |
1599.6 | 0 |
| 05 | Prevc, N. | |
1579.0 | 2 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Erzar, T. | |
654 | 0 |
| 02 | Wiegele, H. | |
572 | 0 |
| 03 | Graesli, K. | |
436 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
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