プラニッツァでのチームイベントは、好天に恵まれ、大観衆が集まって素晴らしい雰囲気の中で行われた。そして地元観衆の目の前で、スロベニアチームがトップパフォーマンスで優勝。２位ノルウェー、３位オーストリアとなった。
Anders Bardal
Andraz Pograjc, Jurij Tepes, Peter Prevc, Robert Kranjec
Gregor Schlierenzauer, Martin Koch
地元スロベニアの大観衆の前でスロベニアチームが最高のジャンプを披露して、プラニッツァでのチームイベントで快勝した。ユーリ・テペシュ(223m/207m）、ピーター・プレヴィッチ（219.5m/204.5m)、アンドラス・ポグライチ（204m/183.5m)、ロベルト・クラニエツ（211.5m/203.5m）、４人ともに見事なジャンプだった。スロベニアチームは、トータル1561.8ポイントを獲得。競技終了後ユーリ・テペシュは、「今日はチームにとって最高の日になった。ファンの応援は素晴らしかった。明日も２本いいジャンプをまとめることができたらうれしいね。」と語った。
Andraz Pograjc, Jurij Tepes, Peter Prevc, Robert Kranjec
アンダース・ヤコブセンを負傷で欠いたノルウェーチームだが、土曜日は勝利をめざして奮闘し、優勝にあと一歩だった。１本目、アンダース・バルダルがこの週末最長飛距離の230mをマーク。しかし着地の際に両手をついてしまった。バルダル、ルネヴェルタ、キム・レネ・エルヴェラム・ソーセル、アンドレアス・スティエルネンの４人で、トータル1551.1ポイントを獲得。「昨日ヤコブセンの転倒負傷があっただけに、今日の競技にはとても満足している。２位という結果は、うちのチームにとっては上出来。プラニッァは、ジャンプ台、観客ともに、いつも素晴らしい。」とエルヴェラム・ソーセルは語った。
Gregor Schlierenzauer, Martin Koch
３位となったのはオーストリア。安定して強力な８本のジャンプをまとめて、トータル1546.7ポイントを獲得した。この日オーストリア勢でトップだったのはマルティン・コッホ（218.5m/208m)だったが、ヴォルフガング・ロイツル (199.5/201m), ステファン・クラフト（201.5/198.5m), グレゴア・シュリーレンツァウアー（201.5/198.5m) も、揃って上位成績をあげた。コッホは「みんながいいパフォーマンスをして、３位になれたことを誇りに思う。ここでの自分のジャンプもどんどん良くなっているので、とても満足している。できれば明日も同じようにいいジャンプがしたい。」とコメントした。
ポーランドチームは、ピオトル・ジーラ、マチェイ・コット、クリシュトフ・ミエトゥス、カミル・シュトッホの４人で、トータル1543.2ポイントを獲得。シュトッホが221.5mの大ジャンプを見せたものの、表彰台には届かなかった。優勝候補のひとつにあがっていただけに、ルカシュ・クルチェック・コーチと選手たちは、より良い結果を期待していたに違いない。
チェコチームも、このレタウ二ツァのジャンプ台で好ジャンプを見せて、５位となった。ルカシュ・フラヴァ、アントニン・ハイェック、チェストミル・コジセク、ヤン・マトゥラが、安定したジャンプを見せて、1511.6ポイントを獲得し、シーズン最後の団体戦で、好成績をあげることができた。
６位はドイツで1501.6ポイント。アンドレアス・ヴェリンガーはトライアルラウンドで転倒したものの、本戦では201.5m/191.5mを飛んだ。ミヒャエル・ノイマイヤーも現在の好調さを示すジャンプだったが、リヒャルト・麩ライタークとセヴェリン・フロインドの二人は、成績が伸びなかった。
日本は７位に終わったものの、葛西紀明が219.5m/220.5mと、見事なパフォーマンスを見せた。葛西、竹内拓、渡瀬雄太、伊東大貴の４人で、トータル1500ポイントをマークした。
イタリア（ロベルト・デラセガ、アンドレア・モラッシ、ディエゴ・デラセガ、セバスティアン・コロレド）もセカンドラウンドに駒を進めた。ヤクブ・フローテックヘッドコーチ率いるイタリアチームは、トータル1181.6ポイントを獲得した。
この日の出場チームで、唯一２本目に進めなかったのがアメリカ（アンダース・ジョンソン、ニコラス・アレクサンダー、ピーター・フレネット、ニコラス・フェアオール）。580.9ポイントで９位だった。
| 01 | Kraft, S. |  |
2149 | 0 |
| 02 | Kobayashi, R. | |
1673 | 0 |
| 03 | Wellinger, A. | |
1488 | 0 |
| 04 | Hoerl, J. | |
1140 | 0 |
| 05 | Prevc, P. | |
1071 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Österreich | |
8149 | 0 |
| 02 | Slowenien | |
5142 | 0 |
| 03 | Deutschland | |
5022 | 0 |
| 04 | Norwegen | |
4360 | 0 |
| 05 | Japan | |
3275 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Pinkelnig, E. | |
244.9 | |
| 02 | Loutitt, A. | |
242.1 | |
| 03 | Prevc, N. | |
235.6 | |
| 04 | Takanashi, S. | |
232.2 | |
| 05 | Bjoerseth, T. | |
229.1 | |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Prevc, N. | |
1454 | 0 |
| 02 | Pinkelnig, E. | |
1305 | 0 |
| 03 | Loutitt, A. | |
1030 | 1 |
| 04 | Ito, Y. | |
1018 | 1 |
| 05 | Seifriedsberger | |
935 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Österreich | |
3891 | 0 |
| 02 | Slowenien | |
3442 | 0 |
| 03 | Japan | |
2386 | 0 |
| 04 | Norwegen | |
2280 | 0 |
| 05 | Deutschland | |
1967 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Ortner, M. | |
1243 | 0 |
| 02 | Schuster, J. | |
1195 | 0 |
| 03 | Moerth, F. | |
806 | 2 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Kvandal, E. | |
1790.4 | 0 |
| 02 | Opseth, S. | |
1638.4 | 5 |
| 03 | Pinkelnig, E. | |
1634.9 | 1 |
| 04 | Schmid, K. | |
1599.6 | 0 |
| 05 | Prevc, N. | |
1579.0 | 2 |
| 全リザルト » | ||||
| 01 | Erzar, T. | |
654 | 0 |
| 02 | Wiegele, H. | |
572 | 0 |
| 03 | Graesli, K. | |
436 | 0 |
| 全リザルト » | ||||
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