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ソチ大会女子 イラシュコとマテルの2人が優勝

作成: 09.12.2012 14:16 / cy

土曜日はアメリカのサラ・ヘンドリックソンが優勝したが、日曜日に表彰台の頂点に立ったのは二人の選手だった。オーストリアのダニエラ・イラシュコと、フランスのコリン・マテルが、ロシアのソチ大会二戦目で優勝を分け合った。3位には日本の高梨沙羅。高梨は、次回冬季オリンピック開催のこの地で、二日連続好成績を残した。

太陽がのぞいたものの大きく気温が下がったこの日。風の影響でインターバルは短かったが、フェアなコンディションの中で、エキサイティングな戦いが繰り広げられた。最終スコア231.1ポイントで、オーストリアのダニエラ・イラシュコと、フランスのコリン・マテル、二人の勝者が生まれた。

 

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奇しくも、昨日も同ポイントで4位タイだったこの二人。昨日は僅差で表彰台を逃したが、今日の試合ではダニエラ・イラシュコは96.5m と 94.5m の好ジャンプ。「2014年冬季オリンピック開催地での優勝は、最高の気分。なによりも、信じられない!今日は2本いいジャンプができたが、着地だけは完璧とはいかなかった。ソチはとても気に入った。ロシアのウィンタースポーツの、新たな中心地だ。」

ダニエラ・イラシュコ »

 

コリン・マテルは、1本目でこの日最長の98.5m、2本目は92m。「女性ジャンパーとしては、史上5人目のワールドカップ優勝者になれたのはとてもうれしい。優勝できると思っていなかったので、うれしすぎる。ソチではすべてがパーフェクトだった。オリンピックが楽しみだ。」とマテル。 

コリン・マテル »

Daniela Iraschko (AUT)

 

日本の高梨沙羅は3位に入り、ソチで昨日に続いての表彰台。97m、91.5m、トータル228.9ポイントを獲得し、好調さを見せつけた。1本目でトップに立った高梨だったが、2本目は上位二人についていくジャンプができなかった。「昨日と今日の自分のジャンプに満足している。今日2本目は平凡な結果だったので、表彰台にあがることができてとてもうれしい。」と高梨。

 

4位ジャクリーン・サイフリーズベルガー(AUT)、5位カリナ・フォクト(GER)も、 今季ベストの順位。二人とも、昨日も10位以内に入っていた。6位以下は、リンジー・ヴァン(USA)、チームメイトで昨日の勝者サラ・ヘンドリクソン、アニャ・テペシュ(SLO)、アビー・ヒューズ(USA) 、伊藤有希(JPN)。特にソロベニアのアニャ・テペシュは、昨日転倒したもののけがはなく、今日の見事なパフォーマンスにつなげた。テペシュのチームメイトであるカティヤ・ポズンは、スーツで失格。唯一の中国選手チ・リウも同じく失格。またチームとしては、上位10位以内に3選手入ったアメリカが、この日のトップだった。

 

日本人選手


山田優梨菜は23位、渡瀬あゆみは29位。平山友梨香と葛西賀子は2本目には進めなかった。

 

総合は高梨が単独トップ

 

昨日の競技終了時点では、ライバルのサラ・ヘンドリクソンとワールドカップ総合首位タイだった高梨沙羅は、今日の3位でワールドカップ総合で単独首位となった。 

大会リザルト pdf-file

 

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