We use cookies to give you the best possible user experience and to integrate social media. プライバシーポリシー

ホーファー: 高まるジャンプスポーツの人気

作成: 22.11.2012 10:34 / cy

W杯シーズンが始まろうとしているこの時期、FISニュースフラッシュのインタビューで今シーズンの見所、ルール変更、そしてハイライトであるヴァルディフィエメの世界選手権について語った。

 

FIS Newsflash: 新しいシーズンを5つの言葉で表すとしたらそれは何でしょうか?

 

Walter Hofer: Aというアルファベットをよく評価の高いものとして使う国があるが、その方式でいくならば私は全部「A」の言葉で表したいです。Athletes=選手, Atmosphere=雰囲気, Attraction=魅力, Audience=観衆, Aerodynamics=エアロダイナミック(空気力学)!

 

FIS Newsflash: 手短にその意味を解説してくれますか?

 

Walter Hofer: 私たちのスポーツの中心は選手です。競技に関する全てのルール変更は選手のパフォーマンスに影響を及ぼします、そしてそのパフォーマンスがこのスポーツの魅力と雰囲気の決め手になるのです。オーストリア、ドイツ、ノルウェー、日本、ポーランド、スロベニア、またそれ以外の国でもジャンプスポーツは今までになく人気が高まっています。会場に足を運ぶ観客(Audience)の数には本当に目を見張ります。何万人もの人が会場で、何百万人もの人がテレビの前で、しかも毎週末観戦しています。そして最後の「Aerodynamics 」についてですが、過去20年来、ジャンプは急速に近代化されているということです。安全性と公平さを求めるため、用具に関してのルールの改善がつねに求められてきました。

 

 

FIS Newsflash: 今シーズンの新規事項としてスーツに関しても変更があると聞きました。サマーグランプリ大会ですでにテストされているとのことですがそれに関して報告していただけますか?

 

Walter Hofer: 最初のアイディアは選手とスタッフの負担を軽減するために、今シーズンからスーツサイズの許容サイズ 6cmというルールを0cmにするというものでした。サマーシーズンではその判断が正しい方向性であることが証明されました。グランプリ大会のあとそのコントロールシステムをさらに改善するべくガイドラインに訂正を加えました。その際、選手からのフィードバックはポジティブであり、新シーズンスタートにはいい感触を持っています。今までよりも身体能力が問われるようになりトップ選手にも変動が出てくることが予想されます。ジャンプ強国以外のチームもトップ争いに食い込める選手が現れることを証明しています。

 

FIS Newsflash: 2013年のヴァルディフィエメノルディックスキー世界選手権大会開催まで100日を切りましたが、今大会で世界中のスキージャンプファンが期待できるところはなんですか?

 

Walter Hofer: 過去20年にヴァルディフィエメでは3回の世界選手権を開催しています。昨シーズンのテストイベントでもその組織力が証明されています。10月には最後の大会現地視察を行いましたがそこでもイタリア、ことにヴァルディフィエメの準備が順調に進んでいることを確認できました。プレダッツォのジャンプ競技場のオフィス施設も改装され、またジャンプ台自体も部分的に近代化されました。組織委員会は観客を動員数を増やすために色々な方法で手を尽くしていますので、素晴らしい大会なることが期待されます。彼らのスローガン「Be there, let’s meet and celebrate!」をメッセージとしてお届けします!

 

最近のニュース