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女子W杯新シーズンスタート

作成: 21.11.2012 21:52 / cy

ノルウェーのリラハンメルでW杯シーズンがいよいよスタートするが、それと同時に女子ジャンプもW杯2シーズン目を迎える。男女個人、そして新しい試合方式である男女混合団体戦がノルウェーの中でも最も長い歴史を持つウィンタースポーツエリアであるリラハンメルで開催される。

「どのような結果になるか全く予想がつかないし、それまで表彰台に届かなかったチームにもチャンスがある」と女子のレースディレクターアシスタントのアガ・バチコフスカはこの魅力的な試合形式のことを話した。「おもしろいのはいくつかのチームでは女子選手も男子のチームメイトに技術的に好影響を与えることもあるのを見られることです。お互いに刺激し合いながら、より高いレベルに到達していくことが出来ると思う」

 

女子のカレンダー

 

女子の試合はリラハンメルで個人戦1戦、その後シーズンを通して15戦が予定されている。今シーズンはソチ(ロシア)、ラムサウ(オーストリア)、札幌(日本)、ショーナッハ(ドイツ)(昨年は雪不足のためにキャンセルになった)、トロントハイム(ノルウェー)という新しいW杯開催地が加わり、開幕戦のリラハンメルと合わせて10カ所でこの女子ジャンプ最高峰の大会が行われる。

 

優勝候補と有望選手

 

今シーズンの見所は昨年素晴らしいジャンプで総合優勝をしたアメリカのサラ・ヘンドリックソンのジャンプだけではなく、昨シーズン総合2位のダニエラ・イラシュコ(オーストリア)やジュニア世界チャンピオン、ジュニアオリンピックチャンピオンに輝いた高梨沙羅(日本)といったライバルたちがどのように彼女に挑んで行くか、という点も興味深い。

 

サマーシーズンに素晴らしい結果を出したダニエラ・イラシュコがこの冬の有力選手であることには疑いがない。彼女がこの2月のヴァルディフィエメ世界選手権大会で世界チャンピオンのタイトルを防衛できるか、また総合で表彰台の一番上に立つことが出来るかが見所である。それ以外の有力選手はというと、イラシュコのチームメイトであるジャクリン・サイフリーズベルガー、昨年総合4位のウルリケ・グレッスラー(ドイツ)、アメリカのリンジー・ヴァンといった選手にも注目したい。この夏にFIS大会に初デビューして、クシュベル大会で優勝したグラプリ総合2位の新人のアレクサンダー・プレトリウス(カナダ)が冬にはどういう結果をだしていくかも楽しみである。

 

大会の準備は順調に進んでいる

 

シーズン開幕前であるが多くのチームがすでに事前合宿としてリラハンメルでトレーニングをしている。一番乗りはスウェーデンチームで彼らはすでに11月6日からこのジャンプ台でトレーニングをした。またノルウェーも自国開催W杯の前の最終調整を行っている。「雪の感触を感じることがようやくできて本当に嬉しい。W杯の期間中、天候など条件が良いことを願っています」とリネ・ヤールは話す。「ジャンプ台には充分な雪がありますし、その他の大会に必要な条件も満たしているので、素晴らしい2012/13シーズンW杯開幕になると思います」と大会組織委員長のエヴィル・フルリ氏は準備がうまくいっていることを報告した。

 

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