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今季初の勝者はガイガー、小林陵侑2位!

作成: 20.11.2021 18:35 / sk

11月20日(土)、ロシアのニジニ=タギルにてスキージャンプ・ワールドカップ開幕戦が行われた。この冬初の試合は手に汗握る展開となり、最終的にカール・ガイガー(ドイツ)が優勝した。2位は日本の小林陵侑、3位はノルウェーのハルヴォル=エグナー・グランルードだった。

ガイガーは、「ここ数週間好調に飛べてはいたけど、初戦では自分が他の選手と比べてどのぐらいなのかが分からないもの。開幕戦で優勝して今シーズンを始められるのは願ったり叶ったりで、つい口元がゆるんでしまう」と、喜びを伝えた。

28歳のガイガーにとってはワールドカップ(W杯)通算10勝目となる勝利だった。ガイガーはプラニツァ(スロベニア)で行われた昨シーズン最後の2試合でも優勝した。

 

ニジニ=タギル大会では今日、3人のコロナ陽性者(選手2人、スタッフ1人)が出てしまい難しいスタートとなったが、試合自体は、完璧に整備されたジャンプ台を舞台に素晴らしい展開となった。

Karl Geiger

 

小林陵侑が2位、グランルードが3位となり、今季の活躍が予想される二人がそれぞれ期待に応える成績を収めた。

 

今日一番驚きの活躍を見せたのは日本の中村直幹で、4位につけた。

日本チームからは他にも佐藤幸椰が10位、小林潤志郎が11位、伊東大貴が15位、佐藤慧一が29位に入り、上々の団体成績となった。

 

ポーランド勢のトップはカミル・ストッフで5位だった。オリンピック金メダル3冠のストッフだが、今日は1本目で難しいコンディションにあたってしまった上に、小さなミスもあり優勝のチャンスを逃してしまった。
マルクス・アイゼンビッヒラー(ドイツ)は6位で、7位・8位にはスロベニアのアンツェ・ラニセクとツェネ・プレウツが続いた。

 

オーストリアのトップだったのは意外にもマヌエル・フェットナーで、12位だった。

怪我による長期欠場から復帰したシュテファン・ライエ(ドイツ)は14位と、まずまずの成績を収めた。

同じく怪我から復帰したキリアン・パイアーも16位となり、スイス勢のトップだった。

 

この冬の2試合目は引き続きニジニ=タギルにて、明日11月21日(日)16:00(日本時間 翌0:00)から開催される予定となっている。

カール・ガイガーがW杯リーダーとして、黄色いゼッケンをつけて参戦する。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央欧州時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
134.5m
Geiger, Karl (GER)
最短ジャンプ
89.0m
Feldorean, Andrei (ROU)
平均飛距離
115.7m
K点越えジャンプ
40.5%
ネーション数
15
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Japan
Geiger, Karl
28.03.21
Planica
Deutschland
28.03.21
Geiger, Karl (GER) Planica