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W杯女子オスロ大会 ルンビュが予選1位、伊藤有希4位

作成: 09.03.2019 12:59 / sk

3月9日(土)、国際スキー連盟(FIS)スキージャンプワールドカップ女子オスロ大会(ノルウェー)で予選が行われ、開催国ノルウェーのマーレン・ルンビュが133.5mの大飛翔を決めて1位になった。これで、10日(日)に行われる個人戦での優勝と、2019年レディースRAW AIRノルウェーツアーの総合優勝をかけた闘いでのルンビュへの期待が益々高まった。予選2位・3位には、ドイツのカタリーナ・アルトハウスとユリアーネ・サイファートが並んだ。

オスロのホルメンコーレン・ジャンプ台で開幕となった女子RAW AIRは、くるくる変わる風のせいで難しいスタートを切った。今日の予選は、何度も中断を余儀なくされ、ジュリーは風が収まるのを待たなくてはならなかった。その上、雪も降って条件は更に難しくなった。

 

しかし、本命のルンビュは気象条件もなんのその、予選のラストジャンパーとして飛んで、ダントツで今日最長のジャンプを収めた。133.5m(134.7ポイント)をマークしたルンビュは、RAW AIRで行われる合計9本のジャンプの最初の1本が終わった今、既に2位のカタリーナ・アルトハウス(127m、126.1ポイント)に8.6点差、3位のユリアーネ・サイファート(125m、120ポイント )には14.7点もの差をつけた。

 

日本の伊藤有希と高梨沙羅も4位・5位と並び好成績を出した。

 

ロシアのアレクサンドラ・クストワが6位、ラモーナ・シュトラウプ(独)が7位、オーストリアのダニエラ・イラシュコ=シュトルツとジャックリーン・ザイフリーツベルガーも8位・9位に続き好調で、個人戦本戦への進出を果たし、RAW AIR総合の上位入賞への期待も持てそうだ。

 

今のところ、RAW AIR総合優勝を巡る闘いは、マーレン・ルンビュとドイツの二人カタリーナ・アルトハウスかユリアーネ・サイファートの一騎打ち、もしくは三つ巴の争いになりそうな様相を呈している。

 

女子RAW AIR総合上位3位までには、合計5万5千ユーロの追加賞金が用意されている(1位3万5千ユーロ、2位1万5千ユーロ、3位5千ユーロ)。

 

オスロ女子個人戦は3月10日(日)、リレハンメル戦は12日(火)、トロンハイムでのRAW AIRファイナルは14日(木)に開催される。

ホルメンコーレンでのオスロ女子個人戦は、10日(日)10:00(日本時間18:00)から始まる予定となっている。

 

全リザルト

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。

 

統計

最長不倒
121.0m
Iraschko-Stolz, Daniela (AUT)
Seyfarth, Juliane (GER)
最短ジャンプ
65.0m
Braaten, Ingebjoerg Saglien (NOR)
平均飛距離
97.4m
K点越えジャンプ
5.7%
ネーション数
13
トップ10のネーション数
5
トップ30のベストネーション
6
Deutschland
Japan
Iraschko-Stolz, Daniela
18.01.19
Zao
Österreich
09.02.19
Lahti