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W杯男子スキーフライング・ヴィケルスン大会:注目データ

作成: 16.03.2018 09:09 / sk

 

シュトッホ、W杯総合優勝も目前

今シーズンの個人戦もあと3試合を残すところとなった現在、ポーランドのカミル・シュトッホが245ポイント差で首位につけている。そのため、今回のヴィケルスンでシュトッホは早くも2度目のワールドカップ(W杯)総合優勝を決められるかも知れない。そのためには、今週末の大会で2位のリヒャルト・フライタークに最低200ポイントの差をつける必要がある。

 

カミル・シュトッホが総合優勝を果たせれば、2回以上W杯総合優勝を果たす10人目のジャンパーとなる。シュトッホが前回このビッグタイトルを獲ったは2013/14シーズンだった。

 

30歳のシュトッホが達成すれば、スキージャンプW杯総合優勝の最年長記録となる。アンダース・バルダル(ノルウェー)は2012年に29歳と207日で総合優勝を決めた。

オリンピック金メダル3冠のシュトッホは、W杯通算29勝を挙げているが、そのうちスキーフライング戦は2勝だけとなっている。

 

ノルウェーはポーランドチームにとっても良い大会開催地となっている。ポーランドは、最近ノルウェーで行なわれた団体戦3試合(昨季のヴィケルスン戦も含む)で表彰台に上がっている。

しかし、ポーランドチームがスキーフライング団体戦で優勝したことはまだない。

 

ノルウェーは地元サポーターを前にやる気充分

最近のW杯スキーフライング戦で勝利を祝ったのは、1月のバート・ミッテルンドルフ戦でのアンドレアス・スティエルネン(ノルウェー)だった。

ロバート・ヨハンソン(ノルウェー)は、ここ最近のW杯2試合で3位に入っているが、W杯初優勝はまだお預けとなっている。

ノルウェーチームは最近のW杯スキーフライング団体戦3試合で優勝している。もう1勝できれば、4連勝を飾る初めての国となる。

ノルウェーは、W杯スキーフライング団体戦で通算6勝を収めており、最高記録を保持している。

今回のW杯シーズン中の団体戦全6試合のうち、ノルウェーチームは4勝している。

 

15日(木)のヴィケルスン戦で2位となったオーストリアのシュテファン・クラフトは、最近のW杯スキーフライング個人戦6試合のうち4勝を挙げている。1年前にクラフトは、ヴィケルスンで253.5mの新ヒルレコードを打ち立てた。

 

スイスのシモン・アマンも今シーズンのスキーフライングでは強さを見せた。アマンは1月のバート・ミッテルンドルフ戦で、3年弱ぶりとなるW杯の表彰台に上がった。

W杯スキーフライング戦で、シモン・アマンより多く表彰台入りを果たしたのは、グレゴア・シュリレンツァウアー(オーストリア、19回)、ロベルト・クラニエツ(スロベニア、17回)、アダム・マリシュ(ポーランド、15回)の3人しかいない。

 

ベテラン、葛西紀明は最近のW杯スキーフライング戦5試合全てでトップ5入りを果している唯一のジャンパーである。

葛西はW杯スキーフライングで3勝しており、そのうちの2勝は前世紀に収めた(1992年ハラコフ戦と1999年のバート・ミッテルンドルフ戦)。

 

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