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W杯女子ルシュノフ第2戦 ルンビュが圧勝

作成: 04.03.2018 11:33 / sk

先日の平昌五輪で金メダリストとなったノルウェーのマーレン・ルンビュは、今シーズンを通して圧倒的な強さを見せ続けている。3月4日(日)、ワールドカップ女子ルシュノフ大会(ルーマニア)で行なわれた個人第2戦でもルンビュが格段の強さを示した。2位はドイツのカタリーナ・アルトハウス、そのわずか0.1点差で3位となったスロベニアの17歳、ニカ・クリツナーは初の表彰台入りを果たした。ルンビュは今日の勝利で、早くも 2017/2018ワールドカップ総合優勝を決めたことになる。

マーレン・ルンビュは、100mと97mのジャンプで257.8ポイントを獲得して、2位のカタリーナ・アルトハウス(94mと92m、234.6ポイント)に20点以上の差をつけた。

23歳のルンビュは、「また表彰台の1番上に上がれて素晴らしい気分。今日は昨日よりもっと良いジャンプを決めることができたから、この試合にとても満足している。今日のレベルを維持して飛び続けていきたい。今、特別楽しみなのは来週末にオスロのホルメンコーレンでジャンプできること」と話した。

 

カタリーナ・アルトハウスにとって今日の2位入賞は、自己最高成績のシーズンとなったことを意味する。
「今日の私のジャンプは昨日ほどはうまくいかなかった。これから今シーズンが終わるまでの目標は、ワールドカップ(W杯)総合2位の座を維持すること。ドイツチームとしてはネーションズカップも穫れるかもしれない。今はオスロ戦とオーバーストドルフでのフィナーレが良い試合になること祈っている」とオーバーストドルフ出身のアルトハウス(22歳)はインタビューに答えた。

ネーションズカップ(国別総合得点)では、ドイツチームが2,574ポイントで首位、日本が2,416ポイントで2位、スロベニアが1,709ポイントで3位についている。

 

ジュニア世界選手権で優勝したニカ・クリツナー(スロベニア)は、初のW杯表彰台入りを祝った。
17歳のクリツナーは「表彰台に上がれるなんてものすごいこと。今日のジャンプはうまくいって、本当に嬉しい。スロベニア人の女子ジャンパーが表彰台入りするのは久しぶりのこと。コーチ達に感謝を伝えたい」と喜びを表した。


日本の高梨沙羅は4位だった。他の日本勢は、岩渕香里が16位、伊藤有希が19位、勢籐優花が25位、そして岩佐明香が34位だった。


ドイツからは、他にもカリーナ・フォクトが5位、ユリアーネ・サイファートも8位に入り、前日行なわれた第1戦の好成績を裏付けた。
オーストリアも、ダニエラ・イラシュコ=シュトルツが6位、ジャックリーン・ザイフリーツベルガーが10位で優秀なチーム成績を収めた。

 
W杯総合Vはルンビュに決まり

W杯個人総合得点では、首位のマーレン・ルンビュ(1,120ポイント)が2位のカタリーナ・アルトハウス(820ポイントに300点もの差をつけている。残すところ3試合となった今シーズン、カタリーナ・アルトハウスがルンビュに並ぶことはもう理論上での可能性しかない。アルトハウスが残りの3試合で全勝して、ルンビュが1ポイントも獲得しないという場合だけだ。しかし、ルンビュは今季既に8勝を挙げており、3勝のアルトハウスは残りの3戦で優勝したとしても最高6勝であるため、ルンビュのW杯総合優勝がこれで決まったことになる。

 

ジャンプ女子は、来週の日曜(3月11日)にノルウェー・オスロで1戦、そして3月24・25日にはシーズンファイナルとなるドイツ・オーバーストドルフ大会が開催される予定だ。

 

全リザルト(PDF)

 

統計

最長不倒
100.0m
Lundby, Maren (NOR)
最短ジャンプ
71.5m
Forsstroem, Susanna (FIN)
平均飛距離
84.8m
K点越えジャンプ
22.9%
ネーション数
11
トップ10のネーション数
6
トップ30のベストネーション
5
Deutschland
Lundby, Maren
27.01.18
Ljubno
Norwegen
04.02.18
Forfang, Johann Andre (NOR) Willingen