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W杯女子蔵王大会 団体戦で日本が優勝!

作成: 20.01.2018 11:28 / sk
1
Japan
761.7
2
Slowenien
706.8
3
Russland
696.1

1月20日(土)、今シーズン2戦目となるワールドカップ女子団体戦が蔵王大会(山形)で開催され、ヒンターツァーテン(独)での初戦に引き続き日本チームが優勝した。日本は計761.7ポイントを獲得し、2位のスロベニアに54.9点もの差をつけた。93mと89mを飛んだ高梨沙羅、好調の伊藤有希(89.5mと95m)、勢籐優花、そして岩渕香里の4人で臨んだ日本勢は、現在女子ジャンプで一番強いチームだということを示した。

伊藤有希は、「今日ここで、蔵王のファンのみなさんの前で私達が優勝できたことは、とても意義のあること。私のジャンプはどんどん良くはなっているけれど、まだまだやるべきことがある」と、試合後のインタビューに答えた。

 

スロベニアは、ニカ・クリツナー、エマ・クリネッチ、スペラ・ロゲリ、ウルサ・ボガタイのチーム編成で、合計706.8ポイントをマークして、堂々の2位入賞を果たした。
2本とも91.5mで揃えたニカ・クリツナーは、今日の結果に満足な様子で、「とても嬉しい。今日はすごく良いジャンプを見せることができた」と、喜びを伝えた。

Yuka Seto, Sara Takanashi, Yuki Ito, Kaori Iwabuchi

 

ロシアにとって意味の有る成績

3位に入ったロシアは、イリーナ・アヴァクモヴァ、ソフィア・チコノヴァ、アレクサンドラ・クストヴァ、アナスタシア・バラニコヴァの4人が好成績を収め、計696.8ポイントとなった。
ソフィア・チコノヴァは、「冬季オリンピックまで1ヶ月となったこの時に、表彰台に上がれたというのはとても大事なこと。これで試合経験も積めるし、上位に入る感覚もつかめる。個人的には、今日はもっとうまく飛べるはずと期待していたのだけど、チーム全体が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と、話した。

 
表彰台を逃したドイツ

ドイツチームは、ロマーナ・シュトラウプ、ユリアーネ・サイファート、アンナ・ループレヒト、ジャニナ・エルンストの選抜で4位になり、今回欠場したエースのカタリーナ・アルトハウスとカリーナ・フォクトが居なくても強いチームであることを示した。特にユリアーネ・サイファートは89mと91mを飛んで好調だった。

 

ノルウェーチームは、マーレン・ルンビュが89.5mと95.5mの好ジャンプを見せたものの、ドイツに35点差で5位に終わった。
オーストリアは6位、アメリカが7位、カナダが8位だった。

 

ワールドカップ女子蔵王大会の個人戦、2試合目は1月21日(日)8:00(日本時間16:00)から開催される。

予選はその直前の6:45(日本時間14:45)から行なわれる予定だ。

 

全リザルト:W杯女子蔵王・団体戦

 

※注)基本的な表記時間は中央ヨーロッパ時間で、日本からの時差はマイナス8時間です。